【11月・12月の高配当株】各10社の配当と決算|12月組は7社が権利付き最終日の前に決算発表

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分析

シリーズ「権利確定月の高配当株」

次に配当の権利が確定するのは11月末と12月末です。この記事では、11月に権利が確定する高配当株10社と、12月に権利が確定する10社、あわせて20社について、その月に受け取る配当と、直近の決算と次の決算の予定を1社ずつ確かめます。前回の10〜12月の高配当株は独自ランキングの120社から選びましたが、11月に権利が確定する会社はその中に3社しかありませんでした。今回はランキングの外の会社も含め、配当と業績の記録で選び直しています。株価と予想配当利回りは2026年10月30日終値です。

11月と12月の権利付き最終日

権利確定の月 権利付き最終日 権利落ち日 基準日 備考
11月 11月26日(木) 11月27日(金) 11月30日(月) ―
12月 12月28日(月) 12月29日(火) 12月31日(木) 年内の取引は12月30日(水)まで

権利付き最終日の取引終了までに買えば、その月の配当を受け取れます。翌日の権利落ち日に売っても配当は受け取れます。

20社の選び方

20社は、次の条件で機械的に選びました。

  • 東証プライム・スタンダードで、11月末または12月末に配当の権利が確定する(その回の今期の配当予想が0円でない)
  • 最新の株価での予想配当利回りが3%以上。記念配当・特別配当を除いた普通配当だけでも3%以上
  • 直近5年に最終赤字の年・減配した年がなく、今期の予想も減配ではない。1株利益が5年前より多く、直近の配当性向が70%以下、今期の1株利益が10%を超えて減る予想ではない
  • 12月は5年で4回以上増配・配当と1株利益が同時に増えた年が3年以上・時価総額300億円以上。11月は対象が少ないので、3回以上・2年以上・100億円以上に緩めた
  • 条件に通った会社を、会社予想の年間配当で計算した予想利回りの高い順に10社

11月の回の配当がある候補は37社、条件に通ったのは11社。12月は174社のうち24社が条件に通りました。年間の配当は会社予想で、記念配当・特別配当を含みます。含む会社は各社の欄に内訳を書いています。

11月・12月に権利が確定する20社

その月の配当は1株あたり、100株あたりの金額は税引き前です。直近の決算は「通期の営業利益予想に対する進捗率」と「営業利益の前年同期比」です。

権利確定の月 銘柄 その月の配当(円) 100株あたり(円) 年間の予想配当(円) 予想利回り(%) 連続増配(期) 直近の決算 次の決算発表
11月 日本プロセス(9651) 46 4,600 92 4.96 8 1Q累計 9/30発表
営業益+12.0% 進捗47%(上期比)
2Q 未定(前年は12/26)
11月 E・Jホールディングス(2153) 30 3,000 82 4.55 9 1Q累計 10/14発表 2Q 未定(前年は1/13)
11月 毎日コムネット(8908) 10 1,000 39 4.51 3 1Q累計 10/9発表
営業益+10.5% 進捗122%(上期比)
2Q 未定(前年は1/9)
11月 TAKARA & COMPANY(7921) 90 9,000 180 4.30 0 1Q累計 9/29発表
営業益+24.6%
2Q 未定(前年は12/25)
11月 スター・マイカ・ホールディングス(2975) 25.5 2,550 51 4.18 6 3Q累計 9/30発表
営業益+67.4% 進捗101%
通期 未定(前年は1/13)
11月 モリト(9837) 36 3,600 72 3.98 5 3Q累計 10/14発表
営業益+22.7% 進捗82%
通期 未定(前年は1/14)
11月 ハニーズホールディングス(2792) 25 2,500 55 3.94 0 1Q累計 9/29発表
営業益-51.0% 進捗32%(上期比)
2Q 未定(前年は1/7)
11月 レント(372A) 117.5 11,750 235 3.81 5 1Q累計 10/15発表
営業益+36.6%
2Q 未定(前年は1/14)
11月 オーエスジー(6136) 91 9,100 130 3.71 1 3Q累計 10/9発表
営業益+100.0% 進捗78%
通期 未定(前年は1/8)
11月 オオバ(9765) 22 2,200 44 3.65 6 1Q累計 10/8発表
営業益+2.3%
2Q 未定(前年は1/9)
12月 ベース(4481) 93 9,300 186 6.03 8 2Q累計 8/14発表
営業益-6.8% 進捗43%
11/13 3Q
12月 オークネット(3964) 61 6,100 82 6.01 5 2Q累計 8/4発表
営業益+21.4% 進捗60%
11/10 3Q
12月 地主(3252) 65 6,500 130 4.91 2 2Q累計 8/13発表
営業益+8.8% 進捗36%
11/5 3Q
12月 立川ブラインド工業(7989) 70 7,000 120 4.66 8 3Q累計 10/29発表
営業益+9.1% 進捗77%
通期 未定(前年は2/10)
12月 大倉工業(4221) 130 13,000 240 4.62 6 3Q累計 10/29発表
営業益+91.0% 進捗104%
通期 未定(前年は2/12)
12月 あいホールディングス(3076) 70 7,000 140 4.59 5 通期 8/19発表 11/16 1Q
12月 ニチリン(5184) 95 9,500 190 4.56 0 2Q累計 8/7発表
営業益+5.9% 進捗58%
11/11 3Q
12月 青山財産ネットワークス(8929) 35 3,500 58 4.55 15 2Q累計 8/7発表
営業益-16.1% 進捗44%
11/12 3Q
12月 応用地質(9755) 55 5,500 110 4.11 7 2Q累計 8/12発表
営業益-27.2% 進捗47%
11/11 3Q
12月 シーアイジェイ(4826) 10 1,000 21 4.07 6 1Q累計 10/29発表
営業益+2.9%
2Q 未定(前年は2/9)

株価・予想配当利回り・PER・PBRは2026年10月30日終値(株探)。配当は会社予想(IR BANKの配当ページ)、決算は株探の決算ページ、業績・キャッシュフローはIR BANK。記念配当・特別配当を含む会社は、各社の欄に内訳を書いています。

動画でも解説しています

20社の配当と決算を、約33分の動画にまとめました。

決算の日程と、直近の決算の進み具合

今回いちばん見てほしいのが決算の日程です。11月の10社は、どの会社も次の決算の予定日がまだ出ていません。前年の同じ決算は12月25日〜1月14日で、いずれも11月26日の権利付き最終日より後でした。いま出ている決算と会社予想で判断することになります。一方、12月の10社のうち7社は、11月5日〜16日に次の決算を発表する予定です。12月28日の権利付き最終日までに、もう一度中身を確かめられます。立川ブラインド工業・大倉工業・シーアイジェイの3社は10月29日に発表済みです。

銘柄 直近の決算 発表日 営業利益の前年同期比(%) 営業利益の進捗率(%) 前年同時期の進捗率(%) 次の決算発表
日本プロセス(9651) 第1四半期累計 9/30 +12.0 47.4(上期予想に対して) 47.0 2Q 未定(前年は12/26)
E・J HD(2153) 第1四半期累計 10/14 ― ― ― 2Q 未定(前年は1/13)
毎日コムネット(8908) 第1四半期累計 10/9 +10.5 122.0(上期予想に対して) 59.3 2Q 未定(前年は1/9)
TAKARA&CO(7921) 第1四半期累計 9/29 +24.6 ― ― 2Q 未定(前年は12/25)
スター・マイカHD(2975) 第3四半期累計 9/30 +67.4 101.4 81.1 通期 未定(前年は1/13)
モリト(9837) 第3四半期累計 10/14 +22.7 81.8 72.8 通期 未定(前年は1/14)
ハニーズHD(2792) 第1四半期累計 9/29 -51.0 31.5(上期予想に対して) 45.7 2Q 未定(前年は1/7)
レント(372A) 第1四半期累計 10/15 +36.6 ― ― 2Q 未定(前年は1/14)
オーエスジー(6136) 第3四半期累計 10/9 +100.0 77.6 67.0 通期 未定(前年は1/8)
オオバ(9765) 第1四半期累計 10/8 +2.3 ― ― 2Q 未定(前年は1/9)
ベース(4481) 第2四半期累計 8/14 -6.8 43.1 50.9 11/13 3Q
オークネット(3964) 第2四半期累計 8/4 +21.4 59.6 60.0 11/10 3Q
地主(3252) 第2四半期累計 8/13 +8.8 36.2 44.1 11/5 3Q
立川ブラインド(7989) 第3四半期累計 10/29 +9.1 77.3 71.0 通期 未定(前年は2/10)
大倉工業(4221) 第3四半期累計 10/29 +91.0 104.4 74.4 通期 未定(前年は2/12)
あいHD(3076) 通期決算 8/19 ― ― ― 11/16 1Q
ニチリン(5184) 第2四半期累計 8/7 +5.9 58.0 46.9 11/11 3Q
青山財産ネット(8929) 第2四半期累計 8/7 -16.1 44.2 53.0 11/12 3Q
応用地質(9755) 第2四半期累計 8/12 -27.2 46.8 62.0 11/11 3Q
シーアイジェイ(4826) 第1四半期累計 10/29 +2.9 ― ― 2Q 未定(前年は2/9)

進捗率は株探の「対通期進捗率」(営業利益)。第1四半期は上期(中間期)の会社予想に対する値で、上期の予想を出していない会社は「―」です。「次の決算発表」は株探の決算発表予定日(2026年11月1日時点)。予定日が未発表の会社は、前年の同じ決算の発表日を添えています。予定は変わることがあります。

11月に権利が確定する10社(権利付き最終日 11月26日(木))

5月決算の中間配当が7社、11月決算の期末配当が3社です。予想利回りは3.65〜4.96%。100株で受け取る金額は毎日コムネットの1,000円からレントの11,750円まで。TAKARA & COMPANYは11月30日を基準日に1株を3株に分割します(11月末の中間配当は分割前の株数が対象)。

日本プロセス(9651)

自動車・組込み・電力制御などのシステム開発会社で、主な顧客には日立製作所やキオクシアが並びます。11月末に確定するのは中間配当の46円で、うち4円は特別配当です。

11月の中間配当 1株 46円(100株 4,600円)
年間の予想配当・利回り 92円/4.96%
株価・予想PER・PBR 1,853円/13.2倍/1.65倍
連続増配・予想配当性向 8期/66%
今期の営業利益予想 16.6億円(+10.3%)
直近の決算 1Q累計 9/30発表 営業益+12.0% 進捗47%(上期比)
次の決算発表 2Q 未定(前年は12/26)
  • 連続増配は8期。2026年5月期は売上121億円・営業利益15.1億円で、10年前と比べて売上2.2倍・純利益3.7倍。年間の予想配当は92円で予想配当利回りは4.96%、予想配当性向は66%です。フリーCFの赤字は2008〜2018年に6回ありました。
  • 直近の決算は9月30日発表の第1四半期。売上29.9億円(+8.6%)・営業利益3.8億円(+12.0%)で、上期の会社予想に対する営業利益の進捗は47.4%と前年の同じ時期(47.0%)並みです。次の第2四半期の決算日は未発表で、前年は12月26日(11月の権利付き最終日より後)。

配当の注記:中間46円は普通配当42円+特別配当4円。特別配当は2025年5月期から2029年5月期までの5期、毎期1株8円(中間・期末4円ずつ)の予定(2026年9月30日の決算短信)。普通配当だけの年間は84円。

E・Jホールディングス(2153)

国土交通省を主な顧客とする総合建設コンサルの持株会社。11月末に確定するのは中間配当の30円で、うち5円は創立20周年の記念配当です。

11月の中間配当 1株 30円(100株 3,000円)
年間の予想配当・利回り 82円/4.55%
株価・予想PER・PBR 1,802円/8.8倍/0.82倍
連続増配・予想配当性向 9期/40%
今期の営業利益予想 53.0億円(+13.5%)
直近の決算 1Q累計 10/14発表
次の決算発表 2Q 未定(前年は1/13)
  • 連続増配は9期。2026年5月期は売上466億円・営業利益46.7億円で、10年前と比べて売上2.1倍・純利益3.6倍。年間の予想配当は82円で予想配当利回りは4.55%、予想配当性向は40%。このうち記念配当が10円で、普通配当だけなら年間72円です。フリーCFは2025年に-37.7億円の赤字でした。
  • 直近の決算は10月14日発表の第1四半期。売上50.7億円(+18.3%)、営業利益は-11.9億円の赤字で、前年同期の-15.2億円から赤字が縮みました。上期の予想は出していません。次の第2四半期の決算日は未発表で、前年は1月13日(11月の権利付き最終日より後)。

配当の注記:中間30円は普通配当25円+創立20周年の記念配当5円。年間82円のうち記念配当は10円(2026年7月14日開示)。普通配当だけの年間は72円。

毎日コムネット(8908)

首都圏を中心に学生向けマンションを開発・管理し、サブリースが主力の会社。11月末に確定するのは中間配当の10円で、期末の予想は29円です。

11月の中間配当 1株 10円(100株 1,000円)
年間の予想配当・利回り 39円/4.51%
株価・予想PER・PBR 864円/7.8倍/1.08倍
連続増配・予想配当性向 3期/35%
今期の営業利益予想 29.5億円(+0.4%)
直近の決算 1Q累計 10/9発表 営業益+10.5% 進捗122%(上期比)
次の決算発表 2Q 未定(前年は1/9)
  • 連続増配は3期で、配当が前年を下回っていない年数は15年。2026年5月期は売上271億円(+21.5%)・営業利益29.4億円。年間の予想配当は39円で予想配当利回りは4.51%、予想配当性向は35%。今期の会社予想は売上-4.0%・営業利益+0.4%とほぼ横ばいで、営業CFは2017〜2020年に4年続けて赤字でした。
  • 直近の決算は10月9日発表の第1四半期。売上51.9億円(+8.3%)・営業利益3.2億円(+10.5%)で、上期の会社予想に対する営業利益の進捗は122.0%と、上期の予想をすでに上回りました(前年の同じ時期は59.3%)。予想の修正はまだありません。次の第2四半期の決算日は未発表で、前年は1月9日(11月の権利付き最終日より後)。

TAKARA & COMPANY(7921)

有価証券報告書の作成が主力のディスクロージャー大手で、通訳・翻訳事業も手がけます。11月末に確定するのは中間配当の90円で、11月30日を基準日に1株を3株に分割します。

11月の中間配当 1株 90円(100株 9,000円)
年間の予想配当・利回り 180円/4.30%
株価・予想PER・PBR 4,185円/15.4倍/1.62倍
連続増配・予想配当性向 0期/66%
今期の営業利益予想 49.0億円(+10.9%)
直近の決算 1Q累計 9/29発表 営業益+24.6%
次の決算発表 2Q 未定(前年は12/25)
  • 11月30日を基準日に1株を3株に分割(効力発生は12月1日)。11月末の中間配当90円は分割前の株数が対象で、期末の予想90円は分割後の株数では1株30円に当たります。年間の予想配当は180円で予想配当利回りは4.30%、予想配当性向は66%。配当が前年を下回っていない年数は13年ですが、2026年5月期は前年と同額でした。
  • 直近の決算は9月29日発表の第1四半期。売上95.1億円(+4.7%)・営業利益21.2億円(+24.6%)。上期の予想は出していません。今期の会社予想は売上342億円・営業利益49.0億円(+10.9%)。次の第2四半期の決算日は未発表で、前年は12月25日(11月の権利付き最終日より後)。

配当の注記:2026年11月30日を基準日に1株を3株に分割する(効力発生は12月1日、10月27日開示)。11月末が基準日の中間配当90円は分割前の株数が対象。期末の予想90円は分割前の株数での金額で、分割後の株数では1株30円に当たる。

スター・マイカ・ホールディングス(2975)

区分所有の中古マンション売買に特化し、リノベマンション事業が中心の会社。11月決算で、11月末に確定するのは期末配当の25.5円です。

11月の期末配当 1株 25.5円(100株 2,550円)
年間の予想配当・利回り 51円/4.18%
株価・予想PER・PBR 1,221円/7.7倍/1.13倍
連続増配・予想配当性向 6期/32%
今期の営業利益予想 104億円(+42.9%)
直近の決算 3Q累計 9/30発表 営業益+67.4% 進捗101%
次の決算発表 通期 未定(前年は1/13)
  • 連続増配は6期。2025年11月期は売上692億円(+24.0%)・営業利益73.1億円。今期は5月13日に業績と配当の予想を上方修正し、年間の予想配当は45円から51円に。予想配当利回りは4.18%、予想配当性向は32%です。一方で営業CFとフリーCFは2021〜2025年に5年続けて赤字で、自己資本比率は25.6%です。
  • 直近の決算は9月30日発表の第3四半期。売上652億円(+34.4%)・営業利益97.7億円(+67.4%)で、通期の会社予想に対する営業利益の進捗は101.4%と、通期の予想をすでに上回りました(前年の同じ時期は81.1%)。次の通期決算の日は未発表で、前年は1月13日(11月の権利付き最終日より後)。

モリト(9837)

金属ホックで世界大手の服飾付属品の商社で、自動車内装品も手がけます。11月決算で、11月末に確定するのは期末配当の36円です。

11月の期末配当 1株 36円(100株 3,600円)
年間の予想配当・利回り 72円/3.98%
株価・予想PER・PBR 1,811円/14.7倍/1.11倍
連続増配・予想配当性向 5期/59%
今期の営業利益予想 36.0億円(+8.0%)
直近の決算 3Q累計 10/14発表 営業益+22.7% 進捗82%
次の決算発表 通期 未定(前年は1/14)
  • 連続増配は5期。2025年11月期は売上569億円(+17.3%)・営業利益33.3億円。年間の予想配当は72円で予想配当利回りは3.98%、予想配当性向は59%と高めです。2020年には配当を18円に減らしたことがあり、2025年はフリーCFが-20.2億円の赤字でした。
  • 直近の決算は10月14日発表の第3四半期。売上493億円(+21.5%)・営業利益29.2億円(+22.7%)で、通期の会社予想に対する営業利益の進捗は81.8%(前年の同じ時期は72.8%)。最終利益は-21.6%でした。同じ日に業績予想を上方修正し、配当予想は72円のまま。次の通期決算の日は未発表で、前年は1月14日(11月の権利付き最終日より後)。

ハニーズホールディングス(2792)

カジュアル中心の婦人服を企画・製造・販売する大手で、ミャンマーに工場を持ちます。11月末に確定するのは中間配当の25円で、期末の予想は30円です。

11月の中間配当 1株 25円(100株 2,500円)
年間の予想配当・利回り 55円/3.94%
株価・予想PER・PBR 1,397円/15.6倍/0.8倍
連続増配・予想配当性向 0期/61%
今期の営業利益予想 40.0億円(-13.4%)
直近の決算 1Q累計 9/29発表 営業益-51.0% 進捗32%(上期比)
次の決算発表 2Q 未定(前年は1/7)
  • 年間配当は55円で据え置きが続く。2024年5月期から3期続けて55円で、今期の予想も55円。予想配当利回りは3.94%、予想配当性向は61%です。2026年5月期は売上562億円(-2.6%)・営業利益46.2億円で営業利益は3期続けて減少、今期も営業利益-13.4%の減益予想です。
  • 直近の決算は9月29日発表の第1四半期。売上130億円(-6.7%)・営業利益5.9億円(-51.0%)で、上期の会社予想に対する営業利益の進捗は31.5%と、前年の同じ時期(45.7%)を下回りました。次の第2四半期の決算日は未発表で、前年は1月7日(11月の権利付き最終日より後)。

レント(372A)

産業機械や建設機械、産業車両などのレンタル会社で、クリーンルーム内の機材に強みを持ちます。11月末に確定するのは中間配当の117.5円です。

11月の中間配当 1株 117.5円(100株 11,750円)
年間の予想配当・利回り 235円/3.81%
株価・予想PER・PBR 6,160円/8.0倍/1.19倍
連続増配・予想配当性向 5期/30%
今期の営業利益予想 49.5億円(+13.0%)
直近の決算 1Q累計 10/15発表 営業益+36.6%
次の決算発表 2Q 未定(前年は1/14)
  • 連続増配は5期。2026年5月期は売上529億円(+7.7%)・営業利益43.8億円。年間の予想配当は235円(前期220円)で予想配当利回りは3.81%、予想配当性向は30%。一方で2026年5月期のフリーCFは-27.5億円の赤字で、自己資本比率は29.3%。記録は業績7年・CF5年と短めです。
  • 直近の決算は10月15日発表の第1四半期。売上141億円(+11.3%)・営業利益15.4億円(+36.6%)。上期の予想は出していません。今期の会社予想は売上580億円・営業利益49.5億円(+13.0%)。次の第2四半期の決算日は未発表で、前年は1月14日(11月の権利付き最終日より後)。

オーエスジー(6136)

タップやエンドミルなど高シェアの精密切削工具の大手で、海外に力を入れる会社。11月決算で、11月末に確定するのは期末配当の91円です。

11月の期末配当 1株 91円(100株 9,100円)
年間の予想配当・利回り 130円/3.71%
株価・予想PER・PBR 3,508円/12.0倍/1.43倍
連続増配・予想配当性向 1期/45%
今期の営業利益予想 360億円(+77.1%)
直近の決算 3Q累計 10/9発表 営業益+100.0% 進捗78%
次の決算発表 通期 未定(前年は1/8)
  • 今期は2回の上方修正。年間の予想配当は期初の84円から7月に115円、10月に130円へ引き上げられ、予想配当利回りは3.71%、予想配当性向は45%。連続増配は1期で、2020年には22円へ減配、2023・2024年は据え置きでした。株価は1年で+56.6%、52週平均を12.1%上回る位置です。
  • 直近の決算は10月9日発表の第3四半期。売上1,432億円(+23.5%)・営業利益275億円(前年同期の2.0倍)で、通期の会社予想に対する営業利益の進捗は77.6%(前年の同じ時期は67.0%)。直近3か月の営業利益は119億円で、前年同期の42.8億円を大きく上回りました。次の通期決算の日は未発表で、前年は1月8日(11月の権利付き最終日より後)。

オオバ(9765)

調査測量や区画整理などを手がける建設コンサルタントで、民間からの仕事の比率が大きい会社。11月末に確定するのは中間配当の22円です。

11月の中間配当 1株 22円(100株 2,200円)
年間の予想配当・利回り 44円/3.65%
株価・予想PER・PBR 1,207円/13.1倍/1.36倍
連続増配・予想配当性向 6期/48%
今期の営業利益予想 20.5億円(+4.3%)
直近の決算 1Q累計 10/8発表 営業益+2.3%
次の決算発表 2Q 未定(前年は1/9)
  • 連続増配は6期。2026年5月期は売上170億円(-6.1%)・営業利益19.7億円で、10年前と比べて売上1.1倍・純利益2.0倍。年間の予想配当は44円で前期と同額、予想配当利回りは3.65%、予想配当性向は48%です。営業CFは2022・2024・2025年に赤字でした。
  • 直近の決算は10月8日発表の第1四半期。売上31.2億円(+5.9%)・営業利益1.8億円(+2.3%)。上期の予想は出していません。今期の会社予想は営業利益20.5億円(+4.3%)・最終利益14.5億円(-1.2%)。次の第2四半期の決算日は未発表で、前年は1月9日(11月の権利付き最終日より後)。

12月に権利が確定する10社(権利付き最終日 12月28日(月))

12月決算の期末配当が8社、6月決算の中間配当が2社です。予想利回りは4.07〜6.03%と11月より高めですが、上位のベース(6.03%)は創立30周年の記念配当、オークネット(6.01%)は特別配当を含み、普通配当だけで計算するとベースは4.08%、オークネットは3.15%です。12月は取引所が12月30日(水)までなので、年内に売買できる日も短くなります。

ベース(4481)

野村総合研究所や富士通などを顧客に持つソフトウェア受託開発の会社。12月末に確定するのは期末配当の93円で、うち30円は創立30周年の記念配当です。

12月の期末配当 1株 93円(100株 9,300円)
年間の予想配当・利回り 186円/6.03%
株価・予想PER・PBR 3,085円/12.3倍/3.69倍
連続増配・予想配当性向 8期/74%
今期の営業利益予想 63.5億円(+10.4%)
直近の決算 2Q累計 8/14発表 営業益-6.8% 進捗43%
次の決算発表 11/13 3Q
  • 連続増配は8期。年間の予想配当は186円で予想配当利回りは6.03%ですが、うち60円は創立30周年の記念配当で、普通配当だけの年間は126円です。予想配当性向は74%。2025年12月期は売上218億円・営業利益57.5億円で、フリーCFの赤字の年はありません。
  • 直近の決算は8月14日発表の第2四半期。売上110億円(-0.5%)・営業利益27.2億円(-6.8%)で、通期の会社予想に対する営業利益の進捗は43.1%と前年の同じ時期(50.9%)を下回ります。次の第3四半期は11月13日の予定で、12月28日の権利付き最終日より前に出ます。

配当の注記:期末93円は普通配当63円+創立30周年の記念配当30円。年間186円のうち記念配当は60円(2026年8月14日開示)。普通配当だけの年間は126円。

オークネット(3964)

中古車やスマホなどのデジタル機器、ブランド品の業者間ネット・オークションを運営する会社。12月末に確定するのは期末配当の61円で、うち39円は特別配当です。

12月の期末配当 1株 61円(100株 6,100円)
年間の予想配当・利回り 82円/6.01%
株価・予想PER・PBR 1,365円/15.9倍/4.18倍
連続増配・予想配当性向 5期/95%
今期の営業利益予想 120億円(+26.1%)
直近の決算 2Q累計 8/4発表 営業益+21.4% 進捗60%
次の決算発表 11/10 3Q
  • 連続増配は5期。年間の予想配当は82円で予想配当利回りは6.01%。期末61円は普通配当22円+資本効率の向上を目的とした特別配当39円で、普通配当だけの年間は43円です。2026年4月1日に1株を2株に分割済みで、金額は分割後の株数ベース。予想配当性向は95%と高めです。
  • 直近の決算は8月4日発表の第2四半期。売上380億円(+16.8%)・営業利益70.8億円(+21.4%)で、通期の会社予想に対する営業利益の進捗は59.6%と前年の同じ時期(60.0%)並み。今期予想は5月12日と8月4日に上方修正されました。次の第3四半期は11月10日の予定で、権利付き最終日より前です。

配当の注記:期末61円は普通配当22円+特別配当39円(2026年8月4日開示。資本効率の向上を目的とした特別配当)。普通配当だけの年間は43円。2026年4月1日に1株を2株に分割済みで、金額は分割後の株数ベース。

地主(3252)

商業施設を開発して投資家向けに売却し、テナント募集に強みを持つ会社。私募リートの運用も手がけます。12月末に確定するのは期末配当の65円です。

12月の期末配当 1株 65円(100株 6,500円)
年間の予想配当・利回り 130円/4.91%
株価・予想PER・PBR 2,645円/6.8倍/1.08倍
連続増配・予想配当性向 2期/34%
今期の営業利益予想 120億円(+39.5%)
直近の決算 2Q累計 8/13発表 営業益+8.8% 進捗36%
次の決算発表 11/5 3Q
  • 連続増配は2期。1株配当は2024年12月期85円、2025年12月期110円と増え、今期の年間予想は130円で予想配当利回りは4.91%、予想配当性向は34%です。一方で営業CFは2023年から2025年まで3年続けて赤字で、フリーCFの赤字は2008年以降の18年のうち11回あります。
  • 直近の決算は8月13日発表の第2四半期。売上346億円(-13.1%)・営業利益44.2億円(+8.8%)で、通期の会社予想に対する営業利益の進捗は36.2%と前年の同じ時期(44.1%)を下回ります。次の第3四半期は11月5日の予定で、権利付き最終日より前です。

立川ブラインド工業(7989)

ブラインド・間仕切りの最大手で、減速機や機械式立体駐車場装置も手がける会社。12月末に確定するのは期末配当の70円です。

12月の期末配当 1株 70円(100株 7,000円)
年間の予想配当・利回り 120円/4.66%
株価・予想PER・PBR 2,575円/15.8倍/0.9倍
連続増配・予想配当性向 8期/74%
今期の営業利益予想 45.0億円(+2.0%)
直近の決算 3Q累計 10/29発表 営業益+9.1% 進捗77%
次の決算発表 通期 未定(前年は2/10)
  • 連続増配は8期で、1株配当は16年間前年を下回っていません。年間の予想配当は120円で予想配当利回りは4.66%、予想配当性向は74%。ただし売上の伸びは直近4年で年+0.8%、今期の営業利益予想も前期比+2.0%と、業績の伸びは小さめです。
  • 直近の決算は10月29日発表の第3四半期。売上328億円(+5.7%)・営業利益34.5億円(+9.1%)で、通期予想に対する進捗は77.3%と前年の同じ時期(71.0%)を上回りました。ただ直近3か月の営業利益は9.1億円で前年同期の10.7億円を下回ります。次の通期決算は予定日が未発表で、前年は2月10日(権利付き最終日より後)。

大倉工業(4221)

合成樹脂フィルムの大手で、液晶向けの光学フィルムなども手がける会社。12月末に確定するのは期末配当の130円で、中期経営計画の期間中は特別配当を出す方針です。

12月の期末配当 1株 130円(100株 13,000円)
年間の予想配当・利回り 240円/4.62%
株価・予想PER・PBR 5,200円/10.2倍/0.88倍
連続増配・予想配当性向 6期/47%
今期の営業利益予想 85.0億円(+37.4%)
直近の決算 3Q累計 10/29発表 営業益+91.0% 進捗104%
次の決算発表 通期 未定(前年は2/12)
  • 連続増配は6期。年間の予想配当は240円で予想配当利回りは4.62%、予想配当性向は47%。中期経営計画の期間中は特別配当を出す方針で、中間110円は普通配当83円+特別配当27円、期末130円の内訳は公表されていません。フリーCFは2024年12月期が1.2億円と小さめでした。
  • 直近の決算は10月29日発表の第3四半期。売上802億円(+24.9%)・営業利益89.5億円(+91.0%)で、営業利益はすでに通期の会社予想85.0億円を上回り、進捗は104.4%(前年の同じ時期は74.4%)。今期予想は7月30日に上方修正済み。次の通期決算は予定日が未発表で、前年は2月12日(権利付き最終日より後)。

配当の注記:中期経営計画の期間中は特別配当を出す方針。中間110円は普通配当83円+特別配当27円。期末130円の内訳は公表されていない(2026年7月30日開示)。

あいホールディングス(3076)

ドッドウエルとグラフテックが統合した会社で、防犯カメラの運営とカード発行機が柱。6月決算のため、12月末に確定するのは中間配当の70円です。

12月の中間配当 1株 70円(100株 7,000円)
年間の予想配当・利回り 140円/4.59%
株価・予想PER・PBR 3,050円/18.1倍/1.38倍
連続増配・予想配当性向 5期/83%
今期の営業利益予想 110億円(+2.2%)
直近の決算 通期 8/19発表
次の決算発表 11/16 1Q
  • 連続増配は5期で、1株配当は16年間前年を下回っていません。年間の予想配当は140円で、2026年6月期の125円から増える予想。予想配当利回りは4.59%です。一方、今期の最終利益は90.0億円と前期比-24.6%の減益予想で、予想配当性向は83%と高めです。
  • 直近の決算は8月19日発表の2026年6月期通期。売上850億円(+28.4%)・営業利益108億円。今期(2027年6月期)の会社予想は売上860億円(+1.1%)・営業利益110億円(+2.2%)・最終利益90.0億円(-24.6%)。次の第1四半期は11月16日の予定で、権利付き最終日より前です。

ニチリン(5184)

独立系の自動車用ホース大手で、二輪車用ブレーキホースで高いシェアを持ち、主要な顧客は本田技研工業。12月末に確定するのは期末配当の95円です。

12月の期末配当 1株 95円(100株 9,500円)
年間の予想配当・利回り 190円/4.56%
株価・予想PER・PBR 4,170円/9.7倍/0.86倍
連続増配・予想配当性向 0期/45%
今期の営業利益予想 93.0億円(+2.6%)
直近の決算 2Q累計 8/7発表 営業益+5.9% 進捗58%
次の決算発表 11/11 3Q
  • 1株配当は2025年12月期に176円で据え置き、今期は年間190円に増やす予想で、予想配当利回りは4.56%、予想配当性向は45%です。2020年12月期には60円から45円への減配がありました。PBRは0.86倍、東証スタンダード上場です。
  • 直近の決算は8月7日発表の第2四半期。売上423億円(+18.3%)・営業利益52.0億円(+5.9%)で、通期予想に対する進捗は58.0%と前年の同じ時期(46.9%)を上回りました。最終利益は-4.1%。次の第3四半期は11月11日の予定で、権利付き最終日より前です。

青山財産ネットワークス(8929)

個人資産家や企業オーナーに財産承継・事業承継・財産運用のコンサルティングを手がける会社。12月末に確定するのは期末配当の35円です。

12月の期末配当 1株 35円(100株 3,500円)
年間の予想配当・利回り 58円/4.55%
株価・予想PER・PBR 1,275円/11.6倍/2.48倍
連続増配・予想配当性向 15期/53%
今期の営業利益予想 40.0億円(+3.7%)
直近の決算 2Q累計 8/7発表 営業益-16.1% 進捗44%
次の決算発表 11/12 3Q
  • 連続増配は15期。年間の予想配当は58円で予想配当利回りは4.55%、予想配当性向は53%。10年前と比べて売上2.9倍・純利益5.3倍です。一方で株価は1年で-36.3%。今期の売上予想は8月7日に390億円から287億円へ引き下げられました(利益と配当の予想は据え置き)。
  • 直近の決算は8月7日発表の第2四半期。売上127億円(-42.6%)・営業利益17.6億円(-16.1%)で、通期の会社予想に対する営業利益の進捗は44.2%と前年の同じ時期(53.0%)を下回ります。次の第3四半期は11月12日の予定で、権利付き最終日より前です。

応用地質(9755)

地質調査業の最大手で、建設コンサルや計測機器、資源探査なども手がけ、公共投資の比率が大きい会社。12月末に確定するのは期末配当の55円です。

12月の期末配当 1株 55円(100株 5,500円)
年間の予想配当・利回り 110円/4.11%
株価・予想PER・PBR 2,674円/15.6倍/0.78倍
連続増配・予想配当性向 7期/64%
今期の営業利益予想 42.0億円(+2.2%)
直近の決算 2Q累計 8/12発表 営業益-27.2% 進捗47%
次の決算発表 11/11 3Q
  • 連続増配は7期。ただし今期の年間予想は110円で前期と同額です。予想配当利回りは4.11%、予想配当性向は64%。今期の最終利益は39.0億円と前期比-10.0%の減益予想です。PBRは0.78倍。
  • 直近の決算は8月12日発表の第2四半期。売上352億円(-4.5%)・営業利益19.5億円(-27.2%)で、通期予想に対する進捗は46.8%と前年の同じ時期(62.0%)を下回ります。直近3か月は7.4億円の営業赤字でした。次の第3四半期は11月11日の予定で、権利付き最終日より前です。

シーアイジェイ(4826)

日立製作所やエヌ・ティ・ティ・データ向けが大きい、独立系のソフト受託開発会社。6月決算のため、12月末に確定するのは中間配当の10円です。

12月の中間配当 1株 10円(100株 1,000円)
年間の予想配当・利回り 21円/4.07%
株価・予想PER・PBR 516円/15.5倍/1.93倍
連続増配・予想配当性向 6期/63%
今期の営業利益予想 27.5億円(+5.0%)
直近の決算 1Q累計 10/29発表 営業益+2.9%
次の決算発表 2Q 未定(前年は2/9)
  • 連続増配は6期。年間の予想配当は21円で予想配当利回りは4.07%、予想配当性向は63%。2026年6月期は売上294億円・営業利益26.2億円でした。株価は516円で、100株で受け取る12月の配当は1000円です。フリーCFの赤字は2019年6月期と2022年6月期にありました。
  • 直近の決算は10月29日発表の第1四半期。売上74.3億円(+7.5%)・営業利益6.5億円(+2.9%)、最終利益は-2.8%。上期の会社予想を出していないため、上期に対する進捗率はありません。次の第2四半期は予定日が未発表で、前年は2月9日(権利付き最終日より後)。

20社を並べて

  • 12月の10社は、7社が権利付き最終日の前に次の決算を出す。ベース(11月13日)、オークネット(11月10日)、地主(11月5日)、あいホールディングス(11月16日)、ニチリン(11月11日)、青山財産ネットワークス(11月12日)、応用地質(11月11日)です。
  • 通期予想に対する営業利益の進み具合は、会社ごとに差が大きい。第3四半期までで大倉工業は104.4%、スター・マイカ・ホールディングスは101.4%と、すでに通期の予想を上回りました。反対に第2四半期までの応用地質は46.8%(前年の同じ時期62.0%)、ベースは43.1%(同50.9%)、青山財産ネットワークスは44.2%(同53.0%)、地主は36.2%(同44.1%)と前年を下回っています。
  • 直近の決算で営業利益が大きく減ったのはハニーズホールディングス。第1四半期の営業利益は前年同期比-51.0%で、今期の会社予想も-13.4%の減益です。
  • 利回りの高さと増配の続き方は一致しない。連続増配が最も長いのは青山財産ネットワークスの15期(予想利回り4.55%)。TAKARA & COMPANY・ハニーズホールディングス・ニチリンは前の期の配当が据え置きで、連続増配は0期です(直近5年に減配はありません)。
  • 予想配当性向が高めの会社もある。オークネットは95%(特別配当を含む)、あいホールディングスは83%、ベースと立川ブラインド工業は74%です。

権利落ちのあとの株価(月別)

東証プライムの高配当株について、2021年9月から2026年8月までの権利落ちを月別に分けると、12月の権利落ちは1か月後の株価騰落率が中央値+0.39%、1か月後に権利落ち前の株価へ戻った割合は52.7%でした。3月(-4.30%・21.3%)・9月(-3.78%・24.4%)とは違う結果です。ただし12月は311件と件数が少なく、直近5年は相場全体が上がった時期です。

権利落ちの月 件数(件) 権利落ち日の株価騰落率(%) 1か月後の株価騰落率(%) 1か月後に回復した割合(%)
3月 2,194 -2.78 -4.30 21.3
6月 277 -1.33 +0.04 50.9
9月 1,784 -1.66 -3.78 24.4
12月 311 -1.52 +0.39 52.7

東証プライムで年間配当利回り3.5%以上だった権利落ち(2021年9月〜2026年8月)の中央値。11月の権利落ちは件数が少なく、この検証には入っていません。詳しくは高配当株の権利落ち後の株価。

仕込む前に知っておきたいこと

  • 権利落ち日には、配当の分ほど株価が下がって始まることが多い。配当だけを目当てに権利付き最終日の直前に買うと、株価の下落で相殺されることがあります。
  • 記念配当・特別配当は来年も同じとは限らない。ベース(記念配当 年60円)、オークネット(特別配当39円)、E・Jホールディングス(記念配当 年10円)、大倉工業(特別配当)が該当します。日本プロセスの特別配当(年8円)は2029年5月期までの予定です。
  • TAKARA & COMPANYは11月30日を基準日に1株を3株に分割(効力発生は12月1日)。11月末の中間配当90円は分割前の株数が対象です。
  • 配当の予想は決算発表で変わることがある。今回の数字は2026年10月30日時点の会社予想です。12月の会社は11月中の決算で予想が修正されることがあります。
  • 12月は取引できる日が短い。年内の取引は12月30日(水)までで、12月28日(月)の権利付き最終日を逃すと次の権利確定は早くても翌年です。

まとめ

11月に権利が確定する10社は予想利回り3.65〜4.96%、12月の10社は4.07〜6.03%でした。11月の10社は、次の決算が権利付き最終日より後になる見込みなので、いま出ている決算と会社予想で判断することになります。12月の10社は、7社が11月中に次の決算を出すので、12月28日までにもう一度中身を確かめられます。利回りが高く見える会社には記念配当や特別配当が含まれていることもあります。その月にいくら受け取れるのか、普通配当はいくらか、決算は予想どおり進んでいるかを確かめて選んでください。

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本記事はIR BANK・株探で公開されているデータをもとに、記事内に書いた条件で機械的に選んだ結果をまとめたものです。特定の銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の株価や配当を保証するものでもありません。権利落ち日には配当の分だけ株価が下がりやすく、配当の予想は決算発表で修正されることがあります。数値は2026年10月30日時点のもので、その後の発表は反映されていません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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