スイングトレード監視銘柄|押し目から反発、10月19日は2銘柄|損切りと株数も計算(資金100万円)

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分析
結論(2026年10月19日終値)
・地合いは中立(TOPIX連動ETF 427.1円、20日線430円・100日線421円)
・監視63銘柄のうち、押し目から反発して買いの型が揃ったのは2銘柄(日立製作所・商船三井)
・資金100万円・許容損失3%(30,000円)で100株以上持てるのは1銘柄(日立製作所 100株)
・型は出たが不安要素で我慢するのが1銘柄
・東証プライム全銘柄から、空売りの型が揃った大型株は4銘柄(過去5年の検証では空売りの型は負け越し)

数日から数週間の値動きをねらうスイングトレードで、移動平均線とローソク足だけを使って「型が揃ったかどうか」を毎日確かめている記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

動画でも解説しています

使う物差しと買いの型

買いの型の模式図

移動平均線(5日・20日・60日・100日)とローソク足だけを使います。①100日線の上にあり、②いったん20日線の近くまで押し、③陽線で5日線を上抜けたら「買いの型が揃った」とします(20日線まで押したものが◎、浅いものが○)。すぐ上に前回の高値がある、100日線から25%以上離れているなど、不安要素が1つでもあれば「△」として我慢します。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と「1R」(損切り幅と同じだけ上)。株数は資金100万円・許容損失3%=30,000円から逆算し、資金に収まる分までに抑えています。

地合い:TOPIX連動ETF

TOPIX連動ETFの日足

まず地合いです。TOPIX連動ETFの10月19日の終値は427.1円で、前の日の428.4円から1.3円下げました。20日線は429.9円、100日線は421.4円です。終値は100日線の上にありますが、20日線を下回りました。チャートを見ると、20日線はまだわずかに上向きです。ただ、10月上旬の440円近くの高値から押してきて、ここ数日は20日線の下での動きです。このため今日の判定は中立とします。100日線の上なので上昇の流れは残っていますが、勢いは落ちています。中立の日は、型が揃った銘柄でも株数を落とすか、見送るのもルールの範囲です。100日線の421円を割るかどうかが次の分かれ目です。

押し目から反発した2銘柄

銘柄 判定 終値 損切り 利確の目安 株数
日立製作所(6501) ◎ 5,773円 5,553円(-3.8%) 5,870〜5,993円 100株
商船三井(9104) ◎ 7,527円 7,159円(-4.9%) 7,704〜7,895円 0株

★は決算発表の前後1週間(型が揃っても見送るのがルール)。

次に、押し目から反発した銘柄の表です。今日は日立製作所と商船三井の2銘柄で型が揃いました。表の損切りは、直近6営業日の安値です。利確の目安は2つあり、1つは直近の高値、もう1つは損切り幅と同じだけ上の値段です。資金100万円、許容損失3万円で株数を逆算すると、100株以上持てるのは日立製作所の1銘柄だけです。商船三井は損切りまでの幅が1株368円と大きく、100株でも損失が3万6,800円になり、3万円を超えます。このため株数はゼロです。資金の上限で止まった銘柄はありません。どちらも直近の高値までの余地は、損切り幅の半分以下と小さめです。

日立製作所(6501)

日立製作所の日足チャート
項目 数字
終値 5,773円(前日比+0.1%)
損切り(直近6営業日の安値) 5,553円(-3.8%・1株220円)
直近の高値 5,870円(0.4R)
1R/1.5R 5,993円/6,103円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 100株(損切り幅からは136株)
時価総額 約257,797億円
決算 決算2026-10-28(9日後)

日立製作所です。終値は5,773円で、前の日とほぼ同じ0.05%高でした。100日線の5,166円より11.7%上にあり、上昇の流れの中です。10月中旬に直近高値の5,870円をつけたあと、20日線の5,583円近くまで押しました。今日は下から戻す陽線で、5日線の5,742円を上回りました。安値の切り上げで2番底も確認できる形です。損切りは直近安値の5,553円で、1株220円、3.8%の幅です。直近高値までは97円で、損切り幅の0.44倍しかありません。損切り幅と同じだけ上は5,993円です。株数は100株で、損失は2万2,000円、代金は57万7,300円です。時価総額は約25兆8,000億円、決算は10月28日で9日後です。

商船三井(9104)

商船三井の日足チャート
項目 数字
終値 7,527円(前日比+2.4%)
損切り(直近6営業日の安値) 7,159円(-4.9%・1株368円)
直近の高値 7,704円(0.5R)
1R/1.5R 7,895円/8,079円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 0株(損切り幅からは81株)
時価総額 約25,864億円
決算 決算2026-11-09(21日後)

商船三井です。終値は7,527円で、2.4%上げました。100日線の6,242円より20.6%上にあり、100日線からはかなり離れています。10月中旬に直近高値の7,704円をつけたあと、陰線で7,300円近くまで押し、今日は陽線で5日線の7,478円を上抜けました。安値の切り上げで2番底も確認できる形です。損切りは直近安値の7,159円で、1株368円、4.9%の幅です。直近高値までは177円で、損切り幅の0.48倍です。損切り幅と同じだけ上は7,895円です。100株でも損失が3万6,800円になり、許容損失の3万円を超えます。株数はゼロで、型は揃っても持てない銘柄です。時価総額は約2兆5,900億円、決算は11月9日で21日後です。

株数の決め方

株数の逆算です。許容損失は資金100万円の3%で3万円です。これを1株あたりの損失幅で割ります。日立製作所は終値5,773円と損切り5,553円の差が1株220円です。3万円を220円で割ると136株で、100株単位に切り下げて100株になります。代金は57万7,300円で、資金100万円の中に収まります。損失は2万2,000円です。商船三井は1株368円の幅なので、3万円を割ると81株です。100株に届かないため、株数はゼロになります。損切りの位置を勝手に近づけて株数を増やすのはルール違反です。損切り幅が大きい銘柄は、見送るか、次の押し目を待つ形になります。

型は出たが我慢する1銘柄

銘柄 終値 前日比 我慢する理由
TAKARA&COMPANY(7921) 4,255円 +0.2% V字(押し戻し未確認)

我慢する銘柄は、今日は1銘柄です。TAKARA&COMPANYで、終値は4,255円、0.2%高でした。100日線より10.3%上にあり、上昇の流れには乗っています。我慢の理由はV字の反発中で、押し戻しがまだ確認できていないことです。急に下げて急に戻した形は、1度目の戻りで止められて、もう一度下げることがよくあります。そのため、いったん押し戻されて安値を切り上げ、2番底の形ができるまで待つのがルールです。安値が切り上がったあと、陽線で5日線を上抜ければ、反発の型として表に入ります。今日の時点では型が揃っていないので、観察を続けるだけにします。

空売りの型が揃った大型株4銘柄

空売りの型の模式図

空売りは証券会社から株を借りて売り、値下がりしたところで買い戻す取引です(信用取引の口座が必要)。型は買いの裏返しで、①100日線の下、②下げの途中で一時的に戻して5日線が山を作る、③その山から陰線で5日線を割る、の3つ。時価総額5,000億円以上・出来高30万株以上に限り、東証プライム全銘柄から探しています。株数は売る金額が100万円に収まる分まで。空売りできるか(貸借銘柄か)は証券会社の画面で確かめてください。

銘柄 終値 損切り(直近高値) 1R 株数
アイシン(7259) 2,180円 2,228.5円(+2.2%) 2,131.5円 400株
日産自動車(7201) 279.8円 286.6円(+2.4%) 273.0円 3500株
ニッコンHD(9072) 4,605円 4,680円(+1.6%) 4,530円 200株
太陽HD(4626) 4,734円 4,810円(+1.6%) 4,658円 200株

次に空売りの型の表です。100日線の下で、戻りが5日線の山をつくり、陰線で5日線を割った銘柄が4つあります。アイシン、日産自動車、ニッコンHD、太陽HDです。損切りは直近の戻り高値、下の目安は直近安値と、損切り幅と同じだけ下の値段です。4銘柄とも、週足が弱い、または100日線が下向きといった注意点がついています。直近安値までの余地が一番大きいのはニッコンHDで、損切り幅の5.08倍です。逆に日産自動車と太陽HDは、直近安値まで損切り幅の約1倍しかありません。損切り幅が一番大きいのは日産自動車の2.4%です。株数は4銘柄とも資金の上限で頭打ちです。

アイシン(7259)

アイシンの日足チャート

アイシンです。終値は2,180円で、1.0%下げました。100日線の2,265円より下にあり、100日線は下向きです。9月上旬に大きく下げたあと、戻りは20日線の2,193円近くで何度も止められています。今日は陰線で終わり、終値は5日線とほぼ同じ2,180円で、5日線の山から下へ向かう形です。損切りは直近の戻り高値の2,228.5円で、2.2%の幅です。損切り幅と同じだけ下は2,131.5円、直近安値は2,106.1円で、損切り幅の1.5倍の余地です。株数は損切り幅からは618株ですが、資金の上限で400株です。週足も5週線の下です。決算は10月29日で10日後なので、日程に注意が要ります。

日産自動車(7201)

日産自動車の日足チャート

日産自動車です。終値は279.8円で、0.6%下げました。100日線の322.8円を大きく下回り、100日線も20日線も下向きです。9月から下げが続き、10月中旬に直近安値の272.7円をつけたあと、小さく戻して5日線の山をつくりました。今日は陰線で5日線の280円を割りました。損切りは286.6円で、2.4%の幅です。損切り幅と同じだけ下は273.0円で、直近安値の272.7円とほぼ同じ位置です。下の余地は損切り幅の約1倍と小さめです。また、1番底からの反発中というV字の注意点もあります。株数は損切り幅からは4,411株ですが、資金の上限で3,500株です。決算は11月11日で23日後です。

過去5年の検証

過去5年の検証結果

2021年9月〜2026年9月、東証プライム1,556銘柄で型どおりに機械的に売買すると、買いの型は11,450回で勝率39.3%、1回平均+0.13%、プロフィットファクター1.09。損切りか1.5Rまで持つとPFは1.32。空売りの型はPF0.75で負け越しでした(手数料・金利を含まない自前の検証)。

型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。機械的に全部売買しても勝ち負けの差はごく小さく、チャートを目で見て素直な上昇トレンドに絞るのが前提です。過去5年という限られた期間の結果で、この先も同じになるとは限りません。

次の営業日の見方

次の営業日に見る点です。まず日立製作所が5日線の5,742円の上を保てるかどうかです。上では直近高値の5,870円が焦点で、ここを越えられるかが分かれ目です。決算が10月28日にあるので、21日ごろから決算前1週間に入る点も注意します。商船三井は株数がゼロですが、7,704円の高値を越えるかどうかを観察します。TAKARA&COMPANYは、押し戻しと安値の切り上げが出るかを見ます。空売りの型は、陽線で5日線の上に戻すと崩れる合図です。アイシンは10月29日に決算があります。地合いは、TOPIX連動ETFが20日線の429.9円を取り戻すか、100日線の421.4円を割るかを見ます。

まとめ

まとめです。10月19日の地合いは中立で、TOPIX連動ETFは100日線の上ですが、20日線を下回りました。押し目から反発した銘柄は2つで、日立製作所と商船三井です。資金100万円で100株以上持てるのは、日立製作所の1銘柄だけでした。我慢する銘柄はTAKARA&COMPANYの1つです。空売りの型は4銘柄ありますが、過去の検証では空売りの型は負け越しています。中立の地合いでは、株数を落とすか見送るのもルールの範囲です。型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。損切りの位置と株数を先に決めて、それを守れるかどうかが大切です。ここまでが今日の記録です。

データ:株価は株探・Yahoo!ファイナンス(2026年10月19日終値)。判定と検証は移動平均線とローソク足による機械的なもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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