スイングトレード監視銘柄|押し目から反発、10月5日は1銘柄|損切りと株数も計算(資金100万円)

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分析
結論(2026年10月5日終値)
・地合いは良い(TOPIX連動ETF 436.3円、20日線427円・100日線419円)
・監視68銘柄のうち、押し目から反発して買いの型が揃ったのは1銘柄(カプコン)
・資金100万円・許容損失3%(30,000円)で100株以上持てるのは1銘柄(カプコン 100株)
・型は出たが不安要素で我慢するのが1銘柄
・東証プライム全銘柄から、空売りの型が揃った大型株は13銘柄(過去5年の検証では空売りの型は負け越し)

数日から数週間の値動きをねらうスイングトレードで、移動平均線とローソク足だけを使って「型が揃ったかどうか」を毎日確かめている記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

動画でも解説しています

使う物差しと買いの型

買いの型の模式図

移動平均線(5日・20日・60日・100日)とローソク足だけを使います。①100日線の上にあり、②いったん20日線の近くまで押し、③陽線で5日線を上抜けたら「買いの型が揃った」とします(20日線まで押したものが◎、浅いものが○)。すぐ上に前回の高値がある、100日線から25%以上離れているなど、不安要素が1つでもあれば「△」として我慢します。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と「1R」(損切り幅と同じだけ上)。株数は資金100万円・許容損失3%=30,000円から逆算し、資金に収まる分までに抑えています。

地合い:TOPIX連動ETF

TOPIX連動ETFの日足

まず地合いです。TOPIX連動ETFの10月5日の終値は436.3円で、前の営業日の430.2円から1.4%上がりました。20日線は426.7円、100日線は418.7円です。終値は2本の線の両方より上にあります。20日線は9月の半ばに少し下を向きましたが、9月の下旬から横ばいになり、最後は上に向き直しています。100日線は3月から一度も向きを変えず、ずっと右肩上がりです。8月につけた高値の440円近くまで、あと少しの位置に戻ってきました。100日線の上で、20日線が上向きなので、今日の地合いは良いと判定します。押し目からの反発の型を探してよい日です。

押し目から反発した1銘柄

銘柄 判定 終値 損切り 利確の目安 株数
カプコン(9697) ○ 4,415円 4,255円(-3.6%) 4,497〜4,575円 100株

★は決算発表の前後1週間(型が揃っても見送るのがルール)。

次に、押し目から反発した銘柄の表です。監視している68銘柄のうち、今日は1銘柄だけが型に入りました。表の損切りは、直近6営業日の安値です。利確の目安は2つあり、1つは直近の高値、もう1つは損切り幅と同じだけ上の値段です。株数は、資金100万円で、1回の損失を3万円までに抑える前提で逆算しています。今日のカプコンは100株を持てる計算です。損切り幅が1株160円と小さめなので、100株なら損失は1万6000円で、許容の3万円に収まります。資金の上限にもかかっていません。ただし、上にある直近の高値までの余地が小さいことは、次の画面で見ていきます。

カプコン(9697)

カプコンの日足チャート
項目 数字
終値 4,415円(前日比-0.7%)
損切り(直近6営業日の安値) 4,255円(-3.6%・1株160円)
直近の高値 4,497円(0.5R)
1R/1.5R 4,575円/4,655円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 100株(損切り幅からは187株)
時価総額 約18,468億円
決算 決算2026-10-27(22日後)

カプコンです。終値は4415円で、前日比0.7%安でした。7月の終わりに大きな陽線で窓を開けて上がり、そのあとは20日線に沿って右肩上がりが続いています。100日線の3611円からは22%上にあります。9月の後半は4250円から4500円の間で横ばいになり、5日線の近くまで押しました。安値は切り上がっていて、2番底を確かめた形です。前の営業日に陽線で5日線を上抜け、今日も5日線の上を保ったので、翌日の確認まで済んだ型です。損切りは4255円です。直近の高値の4497円までは損切り幅の半分ほどしかなく、上の余地は小さめです。決算は10月27日で、まだ3週間先です。時価総額は約1兆8000億円の大型株です。

株数の決め方

株数の逆算を確かめます。許容する損失は、資金100万円の3%で3万円です。カプコンは終値が4415円、損切りが4255円なので、1株あたりの損失は160円です。3万円を160円で割ると187株になります。日本株は100株単位なので、187株を切り下げて100株です。100株を買うのに必要なお金は44万1500円で、資金100万円の中に収まります。損切りまで下がったときの損失は1万6000円で、許容の3万円の半分ほどです。200株にすると損失が3万2000円になり、許容を超えてしまいます。このように、損切り幅から株数を決めると、値動きの大きさに合わせて1回の損失をそろえることができます。

型は出たが我慢する1銘柄

銘柄 終値 前日比 我慢する理由
東邦銀行(8346) 1,135円 +2.1% 100MAから+30%と離れすぎ・前回高値1,140の直下(抵抗)

続いて、型が揃わずに我慢する銘柄です。今日は東邦銀行の1銘柄です。終値は1135円で、前日比2.1%高でした。上昇の勢いはありますが、理由は2つあります。1つ目は、100日線から30%上まで離れすぎていることです。100日線から大きく離れたところでは、押したときの下げ幅も大きくなりやすいので、近づくのを待ちます。2つ目は、前回の高値の1140円のすぐ下にいることです。前回の高値は売りが出やすい抵抗になりやすく、ここを抜けられるかが分かれ目です。高値を抜けたあとに押して、5日線を陽線で上抜け直す形になるまで、新しく持たずに我慢する銘柄として見ていきます。

空売りの型が揃った大型株13銘柄

空売りの型の模式図

空売りは証券会社から株を借りて売り、値下がりしたところで買い戻す取引です(信用取引の口座が必要)。型は買いの裏返しで、①100日線の下、②下げの途中で一時的に戻して5日線が山を作る、③その山から陰線で5日線を割る、の3つ。時価総額5,000億円以上・出来高30万株以上に限り、東証プライム全銘柄から探しています。株数は売る金額が100万円に収まる分まで。空売りできるか(貸借銘柄か)は証券会社の画面で確かめてください。

銘柄 終値 損切り(直近高値) 1R 株数
三井不動産(8801) 1,420円 1,498.7円(+5.5%) 1,341.3円 300株
川崎重工業(7012) 2,354.5円 2,403.3円(+2.1%) 2,305.7円 400株
三菱地所(8802) 3,465円 3,680.5円(+6.2%) 3,249.5円 100株
アステラス製薬(4503) 2,235円 2,348.9円(+5.1%) 2,121.1円 200株
積水ハウス(1928) 3,313円 3,400円(+2.6%) 3,226円 300株
ANAHD(9202) 2,932円 3,019.8円(+3.0%) 2,844.2円 300株
関電工(1942) 5,522円 5,665円(+2.6%) 5,379円 100株
東京建物(8804) 3,180円 3,339円(+5.0%) 3,021円 100株

ここからは空売りの型です。今日は13銘柄が型に入り、表には8銘柄を載せています。100日線の下で、戻ったあと5日線が山を作り、陰線で5日線を割った形です。表の損切りは戻りの高値、利確の目安は損切り幅と同じだけ下の値段です。注意点が少ないのはANAホールディングスと関電工です。ただしANAホールディングスと積水ハウスは、下の直近安値までが損切り幅の半分ほどしかなく、利幅が足りません。三井不動産、三菱地所、東京建物は今日が直近安値そのもので、1番底からの反発が出やすい形です。損切り幅が大きいのは三菱地所の6.2%と、三井不動産の5.5%です。

三井不動産(8801)

三井不動産の日足チャート

三井不動産です。終値は1420円で、前日比0.4%安でした。100日線の1511円の下にあり、100日線は5月から下を向いたままです。9月の後半は1450円から1490円の間でもみ合い、5日線が小さな山を作りました。そのあと陰線が2本続いて5日線を割り、今日の1420円は直近の安値そのものです。損切りは戻りの高値の1498.7円で、損切り幅は5.5%と大きめです。損切り幅と同じだけ下の目安は1341.3円です。株数は300株の計算です。注意点は、1番底からのV字の反発が出やすい位置にあることです。決算は11月6日で、まだ1か月先です。時価総額は約3兆8000億円です。

川崎重工業(7012)

川崎重工業の日足チャート

川崎重工業です。終値は2354.5円で、前日比0.2%高でした。100日線の2758円より大きく下にあり、100日線も60日線も下を向いています。9月の半ばに2222.8円の安値をつけたあと、陽線で戻り、5日線は2390円の近くで山を作りました。そのあと5日線は下を向き、今日は陰線で5日線を割る形です。損切りは2403.3円で、損切り幅は2.1%と小さめです。損切り幅と同じだけ下の目安は2305.7円で、直近の安値までは損切り幅の2.7倍あります。株数は損切り幅からだと614株ですが、資金の上限で400株に抑えます。決算は11月11日です。時価総額は約2兆円です。

過去5年の検証

過去5年の検証結果

2021年9月〜2026年9月、東証プライム1,556銘柄で型どおりに機械的に売買すると、買いの型は11,450回で勝率39.3%、1回平均+0.13%、プロフィットファクター1.09。損切りか1.5Rまで持つとPFは1.32。空売りの型はPF0.75で負け越しでした(手数料・金利を含まない自前の検証)。

型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。機械的に全部売買しても勝ち負けの差はごく小さく、チャートを目で見て素直な上昇トレンドに絞るのが前提です。過去5年という限られた期間の結果で、この先も同じになるとは限りません。

次の営業日の見方

次の営業日に見る点です。1つ目は、カプコンが5日線の4384円の上を保てるかです。直近の高値の4497円を終値で抜けるかが焦点です。決算が10月27日なので、その1週間前からはノーポジのルールにかかります。2つ目は、東邦銀行が前回高値の1140円を抜けたあと、押して型を作るかです。3つ目は空売りの型です。三井不動産と川崎重工業が終値で5日線の上に戻ったら、型が崩れた合図です。4つ目は地合いです。TOPIX連動ETFが20日線の426.7円の上を保てるかを見ます。アステラス製薬とANAホールディングスは10月29日が決算で、決算前の1週間が近づいています。

まとめ

まとめです。10月5日の地合いは良いと判定しました。TOPIX連動ETFは100日線の上で、20日線も上を向いています。押し目から反発した銘柄はカプコンの1銘柄で、100株を持てる計算でした。ただし直近の高値までの余地は、損切り幅の半分ほどです。我慢する銘柄は東邦銀行の1銘柄です。空売りの型は13銘柄に出ましたが、過去の検証では空売りの型は負け越しています。今日は1番底からの反発が出やすい銘柄も多く含まれます。型が揃うことと、実際に売買してよいことは別の話です。損切りの位置と株数を先に決めて、ルールの中で判断することが大切です。また次の営業日に確かめます。

データ:株価は株探・Yahoo!ファイナンス(2026年10月5日終値)。判定と検証は移動平均線とローソク足による機械的なもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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