スイングトレード監視銘柄|押し目から反発、10月15日は6銘柄|損切りと株数も計算(資金100万円)

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分析
結論(2026年10月15日終値)
・地合いは中立(TOPIX連動ETF 421.0円、20日線429円・100日線421円)
・監視64銘柄のうち、押し目から反発して買いの型が揃ったのは6銘柄(武田薬品工業・オービック・宝HD・アマノ・ジェイエイシーリクルートメント・リログループ)
・資金100万円・許容損失3%(30,000円)で100株以上持てるのは2銘柄(ジェイエイシーリクルートメント 500株・リログループ 200株)
・型は出たが不安要素で我慢するのが8銘柄
・東証プライム全銘柄から、空売りの型が揃った大型株は31銘柄(過去5年の検証では空売りの型は負け越し)

数日から数週間の値動きをねらうスイングトレードで、移動平均線とローソク足だけを使って「型が揃ったかどうか」を毎日確かめている記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

動画でも解説しています

使う物差しと買いの型

買いの型の模式図

移動平均線(5日・20日・60日・100日)とローソク足だけを使います。①100日線の上にあり、②いったん20日線の近くまで押し、③陽線で5日線を上抜けたら「買いの型が揃った」とします(20日線まで押したものが◎、浅いものが○)。すぐ上に前回の高値がある、100日線から25%以上離れているなど、不安要素が1つでもあれば「△」として我慢します。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と「1R」(損切り幅と同じだけ上)。株数は資金100万円・許容損失3%=30,000円から逆算し、資金に収まる分までに抑えています。

地合い:TOPIX連動ETF

TOPIX連動ETFの日足

まず地合いです。TOPIX連動ETFの10月15日の終値は421円でした。前の営業日は431.3円だったので、10.3円、約2.4%の下げです。20日線は429円、100日線は421円です。終値は20日線を割り込み、100日線とほぼ同じ水準まで下がりました。チャートを見ると、月初に440円近くまで上げたあと押し、今日は大きな陰線で20日線を下に抜けています。20日線そのものはまだ緩やかに上を向いていますが、株価がその下に入りました。100日線の上には残っているので、今日の地合いは中立と判定します。新しく持つなら株数を落とすか、見送るのも選択肢という日です。

押し目から反発した6銘柄

銘柄 判定 終値 損切り 利確の目安 株数
武田薬品工業(4502) ◎ 6,183円 5,708円(-7.7%) 6,658円 0株
オービック(4684) ◎ 5,559円 5,059円(-9.0%) 6,059円 0株
宝HD(2531) ◎ 2,740円 2,420円(-11.7%) 3,060円 0株
アマノ(6436) ◎ 4,003円 3,702円(-7.5%) 4,077〜4,304円 0株
ジェイエイシーリクルートメント(2124) ◎ 1,095円 1,038円(-5.2%) 1,152円 500株
リログループ(8876) ○ 2,442.5円 2,340円(-4.2%) 2,545円 200株

★は決算発表の前後1週間(型が揃っても見送るのがルール)。

次に、押し目から反発した銘柄の表です。今日は64銘柄の監視リストから6銘柄が出ました。武田薬品工業、オービック、宝HD、アマノ、ジェイエイシーリクルートメント、リログループです。どれも安値を切り上げる2番底を確かめています。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近高値と、損切り幅と同じだけ上の値です。資金100万円、許容損失3万円で計算すると、100株以上持てるのはジェイエイシーリクルートメントとリログループの2銘柄だけです。残りの4銘柄は損切り幅が大きく、100株だと損失が3万円を超えるため、今回の資金では持てない計算です。

武田薬品工業(4502)

武田薬品工業の日足チャート
項目 数字
終値 6,183円(前日比+5.0%)
損切り(直近6営業日の安値) 5,708円(-7.7%・1株475円)
直近の高値 なし(高値更新中)
1R/1.5R 6,658円/6,895.5円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 0株(損切り幅からは63株)
時価総額 約98,727億円
決算 決算2026-10-29(14日後)

武田薬品工業です。終値は6183円で、前日比5%の大きな陽線でした。9月の終わりから10月の初めにかけて、20日線の5801円のあたりまで押して横ばいになりました。そこで安値を切り上げ、今日の大きな陽線で5日線を上抜けて、9月の高値も上回っています。100日線は5465円で、そこから13%上です。損切りは5708円で、1株あたり475円、7.7%の幅です。損切り幅と同じだけ上は6658円です。株数は計算上63株で、100株に届きません。時価総額は約9兆9千億円の大型株です。ふだんの値動きは1.7%と小さめです。決算は10月29日で、あと14日です。

オービック(4684)

オービックの日足チャート
項目 数字
終値 5,559円(前日比+2.1%)
損切り(直近6営業日の安値) 5,059円(-9.0%・1株500円)
直近の高値 なし(高値更新中)
1R/1.5R 6,059円/6,309円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 0株(損切り幅からは60株)
時価総額 約23,870億円
決算 決算2026-10-27(12日後)

オービックです。終値は5559円で、前日比2.1%の陽線でした。9月は5000円前後で横ばいが続き、20日線のあたりまで押したところで安値を切り上げました。10月に入ってから陽線が続き、5日線の上で高値を更新しています。100日線は4470円で、そこから24%上と、やや離れてきました。損切りは5059円で、1株あたり500円、9%と広い幅です。損切り幅と同じだけ上は6059円です。株数を逆算すると60株で、100株には届かないので、今回の資金では持てない計算です。時価総額は約2兆4千億円の大型株です。決算は10月27日で、あと12日です。

宝HD(2531)

宝HDの日足チャート
項目 数字
終値 2,740円(前日比+2.7%)
損切り(直近6営業日の安値) 2,420円(-11.7%・1株320円)
直近の高値 なし(高値更新中)
1R/1.5R 3,060円/3,220円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 0株(損切り幅からは93株)
時価総額 約5,246億円
決算 nan

宝HDです。終値は2740円で、前日比2.7%の陽線でした。9月の初めに急に上げたあと、2600円前後で横ばいになり、20日線の2576円のあたりまで押しました。下ひげで安値を切り上げてから、ここ2日の陽線で5日線を上抜け、9月の高値の水準も上回っています。100日線は2253円で、そこから22%上です。損切りは2420円で、1株あたり320円、11.7%と広い幅です。損切り幅と同じだけ上は3060円です。株数は計算上93株で、100株だと損失が3万2000円になり、許容の3万円をわずかに超えます。時価総額は約5200億円です。

アマノ(6436)

アマノの日足チャート
項目 数字
終値 4,003円(前日比+1.1%)
損切り(直近6営業日の安値) 3,702円(-7.5%・1株301円)
直近の高値 4,077円(0.2R)
1R/1.5R 4,304円/4,454.5円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 0株(損切り幅からは99株)
時価総額 約2,773億円
決算 決算2026-10-29(14日後)

アマノです。終値は4003円で、前日比1.1%の陽線でした。9月の初めに4000円近くで頭を打ったあと下げ、100日線の3770円のあたりまで押しました。そこで安値を切り上げ、ここ3日の陽線で5日線と20日線を上抜けています。損切りは3702円で、1株あたり301円、7.5%の幅です。すぐ上には直近高値の4077円があり、そこまでは損切り幅の0.25倍しかなく、上の余地は小さめです。この高値を超えられるかが分かれ目です。株数は計算上99株で、100株だと損失が3万100円と、わずかに許容を超えます。ふだんの値動きは1.4%と小さめです。決算は10月29日です。

ジェイエイシーリクルートメント(2124)

ジェイエイシーリクルートメントの日足チャート
項目 数字
終値 1,095円(前日比+1.2%)
損切り(直近6営業日の安値) 1,038円(-5.2%・1株57円)
直近の高値 なし(高値更新中)
1R/1.5R 1,152円/1,180.5円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 500株(損切り幅からは526株)
時価総額 約1,741億円
決算 nan

ジェイエイシーリクルートメントです。終値は1095円で、前日比1.2%の陽線でした。9月の後半に大きな陽線で上げたあと、1040円前後で横ばいが続き、5日線の近くで押しました。安値を切り上げてから陽線が続き、今日も5日線の上で高値を更新しています。20日線は1048円、100日線は935円で、100日線からは17%上です。損切りは1038円で、1株あたり57円、5.2%の幅です。損切り幅と同じだけ上は1152円です。株数は計算上526株で、100株単位では500株、使う資金は54万7500円です。時価総額は約1740億円です。決算の予定は、今のデータには載っていません。

リログループ(8876)

リログループの日足チャート
項目 数字
終値 2,442.5円(前日比+1.2%)
損切り(直近6営業日の安値) 2,340円(-4.2%・1株102.5円)
直近の高値 なし(高値更新中)
1R/1.5R 2,545円/2,596.2円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 200株(損切り幅からは292株)
時価総額 約3,705億円
決算 nan

リログループです。終値は2442.5円で、前日比1.2%の陽線でした。9月の半ばに20日線を割ったあと、2100円台で安値を切り上げ、そこから陽線が続いて上げてきました。ここ数日は2400円台で小さな足が続き、5日線まで押したところで、今日の陽線で5日線を上抜けた形です。20日線は2297円、100日線は2071円で、100日線からは18%上です。損切りは2340円で、1株あたり102.5円、4.2%の幅です。損切り幅と同じだけ上は2545円です。株数は計算上292株で、100株単位では200株、使う資金は48万8500円です。時価総額は約3700億円です。

株数の決め方

株数の逆算をまとめます。資金100万円で、1回に失ってよい額を3%の3万円とします。これを1株あたりの損失幅で割ると株数が出ます。武田薬品工業は1株475円なので63株、オービックは500円で60株です。宝HDは320円で93株、アマノは301円で99株です。この4銘柄は100株に届きません。ジェイエイシーリクルートメントは57円で526株、100株単位で500株です。リログループは102.5円で292株、100株単位で200株です。どの銘柄も資金の上限には当たっていません。損切り幅が広い銘柄ほど、持てる株数は少なくなります。

型は出たが我慢する8銘柄

銘柄 終値 前日比 我慢する理由
ヤクルト本社(2267) 2,868.5円 +2.0% 100MAが下向き
大塚商会(4768) 4,121円 -0.2% 100MAから+27%と離れすぎ・前回高値4,177の直下(抵抗)
ベイカレント(6532) 8,695円 -0.1% 100MAから+26%と離れすぎ・前回高値8,769の直下(抵抗)
日本電気(6701) 5,240円 +1.1% 前回高値5,267の直下(抵抗)
富士通(6702) 4,285円 +0.4% 前回高値4,318の直下(抵抗)
バンダイナムコHD(7832) 6,119円 +2.3% 100MAから+31%と離れすぎ
タカラトミー(7867) 4,425円 +2.3% 100MAから+26%と離れすぎ
カプコン(9697) 4,489円 +1.1% 前回高値4,519の直下(抵抗)

続いて、型には近いものの我慢する銘柄です。今日は8銘柄でした。前回の高値のすぐ下にあるのが、日本電気、富士通、カプコンです。それぞれ5267円、4318円、4519円の高値が上値の壁になりやすい位置です。100日線から離れすぎているのが、バンダイナムコHDの31%、タカラトミーの26%です。大塚商会とベイカレントは、100日線から27%と26%離れたうえに、前回高値のすぐ下にもいます。ヤクルト本社は100日線が下を向いているので、上昇の土台がまだ整っていません。高値を抜けて落ち着くか、20日線まで押してくるのを待つ形です。

業種の偏りも見ておきます。今日、型が出た銘柄と我慢の銘柄を合わせた14銘柄のうち、最も多かったのは情報・通信業で3銘柄でした。オービック、大塚商会、カプコンです。サービス業も、ジェイエイシーリクルートメント、リログループ、ベイカレントの3銘柄が並んでいます。同じ業種がそろって上げている理由は、このチャートからは分かりません。ただ、同じ業種の銘柄をいくつも持つと、その業種が崩れたときにまとめて損切りになりやすくなります。偏りが出た日は、持つ数を絞ると考えておくのが安全です。

空売りの型が揃った大型株31銘柄

空売りの型の模式図

空売りは証券会社から株を借りて売り、値下がりしたところで買い戻す取引です(信用取引の口座が必要)。型は買いの裏返しで、①100日線の下、②下げの途中で一時的に戻して5日線が山を作る、③その山から陰線で5日線を割る、の3つ。時価総額5,000億円以上・出来高30万株以上に限り、東証プライム全銘柄から探しています。株数は売る金額が100万円に収まる分まで。空売りできるか(貸借銘柄か)は証券会社の画面で確かめてください。

銘柄 終値 損切り(直近高値) 1R 株数
ユー・エス・エス(4732) 1,790.5円 1,820.5円(+1.7%) 1,760.5円 500株
三菱ケミカルグループ(4188) 1,139.5円 1,199円(+5.2%) 1,080円 500株
日本酸素HD(4091) 5,416円 5,652円(+4.4%) 5,180円 100株
T&DHD(8795) 4,760円 4,941円(+3.8%) 4,579円 100株
旭化成(3407) 1,567円 1,681円(+7.3%) 1,453円 200株
中部電力(9502) 2,580円 2,699円(+4.6%) 2,461円 200株
三井化学(4183) 2,059円 2,191円(+6.4%) 1,927円 200株
三菱電機(6503) 4,915円 5,363円(+9.1%) 4,467円 0株

次は空売りの型の表です。100日線の下で戻りが5日線の山をつくり、陰線で5日線を割った銘柄を並べています。今日は31銘柄が出て、表には8銘柄を載せました。損切りは戻りの高値、利確の目安は損切り幅と同じだけ下の値と、直近の安値です。注意点の欄が空いているのはユー・エス・エスだけで、直近安値までは損切り幅の1.1倍あります。三菱ケミカルグループ、日本酸素HD、T&DHD、旭化成などは直近安値が近く、利幅が足りません。三菱電機は損切り幅が9.1%と大きく、直近安値もすぐ下にあります。

ユー・エス・エス(4732)

ユー・エス・エスの日足チャート

ユー・エス・エスです。終値は1790.5円で、前日比0.7%高でした。100日線は1907円で、株価はその下にあります。20日線も1829円で、9月の初めから下を向いています。9月に100日線を割り込んで下げ、10月に入ってからは1800円前後で小さな足が続きました。そこで5日線の小さな山をつくり、今日は前日より高くても始値より安く終わる陰線で、5日線の下にとどまりました。損切りは戻りの高値の1820.5円で、1.7%と狭い幅です。損切り幅と同じだけ下は1760.5円、直近安値は1758円です。株数は計算上1000株ですが、資金の上限で500株です。週足が5週線の下で、V字の反発中という点も出ています。決算は11月10日です。

三菱ケミカルグループ(4188)

三菱ケミカルグループの日足チャート

三菱ケミカルグループです。終値は1139.5円で、前日比4%安の陰線でした。100日線は1151円で、株価はわずかにその下に入りました。9月の初めに1300円近くまで上げたあと下げ、その後は1150円から1200円の間で横ばいが続いています。前の営業日に陽線で1190円近くまで戻して5日線の山をつくり、今日の大きな陰線で5日線と100日線を割りました。損切りは1199円で、5.2%の幅です。損切り幅と同じだけ下は1080円ですが、直近安値の1100.5円までは0.66倍しかなく、利幅が足りません。株数は500株です。決算は11月5日です。

過去5年の検証

過去5年の検証結果

2021年9月〜2026年9月、東証プライム1,556銘柄で型どおりに機械的に売買すると、買いの型は11,450回で勝率39.3%、1回平均+0.13%、プロフィットファクター1.09。損切りか1.5Rまで持つとPFは1.32。空売りの型はPF0.75で負け越しでした(手数料・金利を含まない自前の検証)。

型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。機械的に全部売買しても勝ち負けの差はごく小さく、チャートを目で見て素直な上昇トレンドに絞るのが前提です。過去5年という限られた期間の結果で、この先も同じになるとは限りません。

次の営業日の見方

次の営業日に見る点です。まず、今日反発した6銘柄が5日線の上を保てるかです。陽線で上抜けた翌日に5日線を割ると、型は崩れます。アマノは直近高値の4077円を超えられるかが焦点です。我慢の銘柄では、日本電気が5267円、富士通が4318円、カプコンが4519円の高値を抜けて落ち着くかを見ます。空売りの型は、5日線を陽線で上抜けたら崩れる合図です。地合いはTOPIX連動ETFが100日線の421円を保てるかが一番の分かれ目です。決算は、オービックが10月27日、武田薬品工業とアマノが10月29日で、決算前後1週間が近づいています。

まとめ

今日のまとめです。地合いは中立で、TOPIX連動ETFは20日線を割り込み、100日線とほぼ同じ水準です。押し目から反発した型は6銘柄で、資金100万円で100株以上持てるのは、ジェイエイシーリクルートメントとリログループの2銘柄でした。残りの4銘柄は損切り幅が大きく、100株に届きません。我慢の銘柄は8つ、空売りの型は31銘柄でした。ただし空売りの型は、過去の検証では負け越しています。型がそろうことと、実際に売買してよいことは別の話です。地合いや決算の日程も合わせて確かめてください。今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

データ:株価は株探・Yahoo!ファイナンス(2026年10月15日終値)。判定と検証は移動平均線とローソク足による機械的なもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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