スイングトレード監視銘柄|押し目から反発、11月4日は2銘柄|損切りと株数も計算(資金100万円)

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分析
結論(2026年11月4日終値)
・地合いは悪い(TOPIX連動ETF 414.0円、20日線424円・100日線422円)
・監視62銘柄のうち、押し目から反発して買いの型が揃ったのは2銘柄(ジェイエイシーリクルートメント・ショーボンドHD)
・資金100万円・許容損失3%(30,000円)で100株以上持てるのは2銘柄(ジェイエイシーリクルートメント 300株・ショーボンドHD 700株)
・型は出たが不安要素で我慢するのが0銘柄
・東証プライム全銘柄から、空売りの型が揃った大型株は69銘柄(過去5年の検証では空売りの型は負け越し)

数日から数週間の値動きをねらうスイングトレードで、移動平均線とローソク足だけを使って「型が揃ったかどうか」を毎日確かめている記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

動画でも解説しています

使う物差しと買いの型

買いの型の模式図

移動平均線(5日・20日・60日・100日)とローソク足だけを使います。①100日線の上にあり、②いったん20日線の近くまで押し、③陽線で5日線を上抜けたら「買いの型が揃った」とします(20日線まで押したものが◎、浅いものが○)。すぐ上に前回の高値がある、100日線から25%以上離れているなど、不安要素が1つでもあれば「△」として我慢します。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と「1R」(損切り幅と同じだけ上)。株数は資金100万円・許容損失3%=30,000円から逆算し、資金に収まる分までに抑えています。

地合い:TOPIX連動ETF

TOPIX連動ETFの日足

まず地合いです。TOPIX連動ETFの終値は414円で、前の営業日の413円から1円上げました。20日線は424.4円、100日線は422.5円で、終値は今日もその両方の下にあります。チャートを見ると、20日線は10月半ばから下を向き、下げの角度が少しずつ強まっています。今日は取引の途中で大きく下げる場面があり、長い下ひげをつけて戻しました。ただ、戻した後も100日線には届いていません。100日線の下は「海の中」と呼ぶ地合いの悪い状態です。そのため今日も、個別の銘柄で型が揃っていても、新しい買いは見送るのがルールです。ここから先の銘柄の紹介は、型の記録として聞いてください。

押し目から反発した2銘柄

銘柄 判定 終値 損切り 利確の目安 株数
ジェイエイシーリクルートメント(2124) ◎ 1,142円 1,058円(-7.4%) 1,226円 300株
ショーボンドHD(1414)★ ○ 1,261.5円 1,238円(-1.9%) 1,316〜1,285円 700株

★は決算発表の前後1週間(型が揃っても見送るのがルール)。

次に、押し目から反発した2銘柄の表です。損切りは直近6営業日の安値に置きます。利確の目安は直近高値と、損切り幅と同じだけ上の値段の二つです。株数は資金100万円、許容損失3万円から逆算しています。今日は、ジェイエイシーリクルートメントとショーボンドHDの2銘柄とも、100株以上持てる計算になりました。ジェイエイシーリクルートメントは損切り幅が7%台と広めなので、持てる株数は少なめです。ショーボンドHDは損切り幅が狭く、損切りからの株数より資金100万円の上限が先に来ます。ただしショーボンドHDは決算前後1週間に入っています。地合いが100日線の下なので、新しい買いは見送るのがルールです。

ジェイエイシーリクルートメント(2124)

ジェイエイシーリクルートメントの日足チャート
項目 数字
終値 1,142円(前日比+3.4%)
損切り(直近6営業日の安値) 1,058円(-7.4%・1株84円)
直近の高値 なし(高値更新中)
1R/1.5R 1,226円/1,268円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 300株(損切り幅からは357株)
時価総額 約1,815億円
決算 決算2026-11-13(9日後)

ジェイエイシーリクルートメントです。終値は1,142円で、今日は3.4%の陽線でした。100日線の970円から18%ほど上にあり、きれいな上昇が続いています。10月下旬の高値から押し、20日線の1,094円付近で下げ止まりました。安値を切り上げた2番底の形で、今日の陽線で5日線の1,101円をはっきり上抜けました。ただ、上に長いひげが残っています。損切りは1,058円で、1株84円、7.4%の幅です。チャートの範囲に上の高値はなく、損切り幅と同じだけ上は1,226円です。株数は300株です。決算は11月13日で9日後です。地合いが100日線の下なので、新しい買いは見送るのがルールです。

ショーボンドHD(1414)

ショーボンドHDの日足チャート
項目 数字
終値 1,261.5円(前日比-0.7%)
損切り(直近6営業日の安値) 1,238円(-1.9%・1株23.5円)
直近の高値 1,316円(2.3R)
1R/1.5R 1,285円/1,296.8円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 700株(損切り幅からは1276株)
時価総額 約2,530億円
決算 ★決算2026-11-10まで6日→前後1週間はノーポジ

ショーボンドHDです。終値は1,261.5円で、0.7%下げました。10月半ばに1,200円近くまで下げてから戻し、前の営業日に5日線を取り戻しました。今日は陰線でしたが、5日線の1,257.5円の上を保ったので、翌日確認が済んだ形です。ただ、終値は100日線の1,260.6円とほぼ同じ位置です。損切りは1,238円で、1株23.5円、1.9%の幅です。直近高値の1,316円までは損切り幅の約2.3倍の余地があります。株数は資金の上限で700株です。1日の値動きは1.1%と小さめです。決算が11月10日で6日後です。型が揃っていても決算前後1週間なので見送ります。地合いが100日線の下なので、新しい買いは見送るのがルールです。

株数の決め方

株数の逆算です。許容損失の3万円を、1株あたりの損失幅で割ります。ジェイエイシーリクルートメントは1株84円の損失幅なので、3万円を割ると357株になります。100株単位にそろえて300株です。この場合の買付金額は34万2,600円で、資金には余裕があります。ショーボンドHDは1株23.5円なので1,276株になります。ただ、これを全部持つと資金100万円を超えるため、資金の上限で700株に抑えます。買付金額は88万3,050円です。損切り幅が広い銘柄ほど、持てる株数は少なくなります。株数を先に決めず、損切りの位置から逆算するのが大事な点です。地合いが100日線の下なので、新しい買いは見送るのがルールです。

空売りの型が揃った大型株69銘柄

空売りの型の模式図

空売りは証券会社から株を借りて売り、値下がりしたところで買い戻す取引です(信用取引の口座が必要)。型は買いの裏返しで、①100日線の下、②下げの途中で一時的に戻して5日線が山を作る、③その山から陰線で5日線を割る、の3つ。時価総額5,000億円以上・出来高30万株以上に限り、東証プライム全銘柄から探しています。株数は売る金額が100万円に収まる分まで。空売りできるか(貸借銘柄か)は証券会社の画面で確かめてください。

銘柄 終値 損切り(直近高値) 1R 株数
第一ライフグループ(8750) 1,797.5円 1,839円(+2.3%) 1,756円 500株
三井住友トラストグループ(8309) 1,623円 1,669.5円(+2.9%) 1,576.5円 600株
大和証券グループ本社(8601) 1,692.5円 1,740.5円(+2.8%) 1,644.5円 500株
旭化成(3407) 1,576円 1,632.5円(+3.6%) 1,519.5円 500株
オリンパス(7733) 1,730円 1,785.5円(+3.2%) 1,674.5円 500株
アズビル(6845) 1,453円 1,530円(+5.3%) 1,376円 300株
ひろぎんHD(7337) 2,142.5円 2,229円(+4.0%) 2,056円 300株
九州FG(7180) 1,488円 1,548.5円(+4.1%) 1,427.5円 400株

ここからは空売りの型です。100日線の下で、5日線の山から陰線で5日線を割った銘柄を拾っています。今日は69銘柄あり、表には8銘柄を載せました。損切りは直近の戻り高値に置きます。三井住友トラストグループは、下の直近安値まで損切り幅の1.8倍の余地があります。九州FGも1.6倍の余地があります。一方で第一ライフグループ、大和証券グループ本社、オリンパスは、すぐ下に直近安値があり利幅が足りません。アズビルは損切り幅が5.3%と広めです。大和証券グループ本社、旭化成、オリンパス、アズビル、ひろぎんHDは決算前後に当たり、型が揃っても見送る銘柄です。

第一ライフグループ(8750)

第一ライフグループの日足チャート

第一ライフグループです。終値は1,797.5円で、0.3%上げました。ただ、始値より安く終わる陰線でした。10月下旬に100日線の1,834円を割り込み、その後は100日線の下で推移しています。5日線は1,800円で、小さな山を作ってから下を向き、今日の終値は5日線をわずかに下回りました。損切りは1,839円で、2.3%の幅です。損切り幅と同じだけ下は1,756円、直近安値は1,750円で、余地は損切り幅の1.1倍しかありません。株数は資金の上限で500株です。注意点は、1番底からの反発中のV字の形であることです。決算は11月13日で9日後です。

三井住友トラストグループ(8309)

三井住友トラストグループの日足チャート

三井住友トラストグループです。終値は1,623円で、0.2%下げました。10月下旬に100日線を割り込み、1,539.5円まで下げました。そこから戻しましたが、100日線の1,668円と20日線の1,666円の手前で止まりました。5日線は1,640円で山を作って下を向き、今日の陰線で5日線を割り込みました。今日は長い下ひげもつけています。損切りは1,669.5円で、2.9%の幅です。損切り幅と同じだけ下は1,576.5円で、直近安値までは損切り幅の1.8倍の余地があります。株数は600株です。週足も5週線の下にあります。決算は11月13日で9日後です。

過去5年の検証

過去5年の検証結果

2021年9月〜2026年9月、東証プライム1,556銘柄で型どおりに機械的に売買すると、買いの型は11,450回で勝率39.3%、1回平均+0.13%、プロフィットファクター1.09。損切りか1.5Rまで持つとPFは1.32。空売りの型はPF0.75で負け越しでした(手数料・金利を含まない自前の検証)。

型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。機械的に全部売買しても勝ち負けの差はごく小さく、チャートを目で見て素直な上昇トレンドに絞るのが前提です。過去5年という限られた期間の結果で、この先も同じになるとは限りません。

次の営業日の見方

次の営業日に見る点です。一つ目は地合いです。TOPIX連動ETFが100日線の422.5円を取り戻せるか、20日線の下向きが和らぐかを見ます。二つ目は反発した2銘柄が5日線の上を保てるかです。ジェイエイシーリクルートメントは今日の上ひげを越えて上を保てるか、ショーボンドHDは100日線の上に残れるかと、直近高値の1,316円が焦点です。三つ目は空売りの型で、第一ライフグループと三井住友トラストグループが5日線の上に戻ると型が崩れます。決算はショーボンドHDが10日、ジェイエイシーリクルートメントと空売りの2社が13日です。旭化成は明日5日が決算です。

まとめ

今日のまとめです。地合いは悪く、TOPIX連動ETFは20日線と100日線の両方の下にあります。押し目から反発した銘柄は2つで、2銘柄とも100株以上持てる計算でした。ただ、地合いが100日線の下なので、新しい買いは見送るのがルールです。ショーボンドHDは決算前後1週間にも当たります。我慢の銘柄は今日はありませんでした。空売りの型は69銘柄でしたが、これまでの検証では負け越しているので、記録として見ています。型が揃った銘柄は、手仕舞いまで毎日追いかけて結果を残しています。型が揃うことと、売買してよいことは別です。また明日お会いしましょう。

データ:株価は株探・Yahoo!ファイナンス(2026年11月4日終値)。判定と検証は移動平均線とローソク足による機械的なもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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