スイングトレード監視銘柄|押し目から反発、10月21日は0銘柄|損切りと株数も計算(資金100万円)

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分析
結論(2026年10月21日終値)
・地合いは中立(TOPIX連動ETF 425.6円、20日線430円・100日線422円)
・監視63銘柄のうち、押し目から反発して買いの型が揃ったのは0銘柄
・資金100万円・許容損失3%(30,000円)で100株以上持てるのは0銘柄
・型は出たが不安要素で我慢するのが2銘柄
・東証プライム全銘柄から、空売りの型が揃った大型株は7銘柄(過去5年の検証では空売りの型は負け越し)

数日から数週間の値動きをねらうスイングトレードで、移動平均線とローソク足だけを使って「型が揃ったかどうか」を毎日確かめている記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

動画でも解説しています

使う物差しと買いの型

買いの型の模式図

移動平均線(5日・20日・60日・100日)とローソク足だけを使います。①100日線の上にあり、②いったん20日線の近くまで押し、③陽線で5日線を上抜けたら「買いの型が揃った」とします(20日線まで押したものが◎、浅いものが○)。すぐ上に前回の高値がある、100日線から25%以上離れているなど、不安要素が1つでもあれば「△」として我慢します。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と「1R」(損切り幅と同じだけ上)。株数は資金100万円・許容損失3%=30,000円から逆算し、資金に収まる分までに抑えています。

地合い:TOPIX連動ETF

TOPIX連動ETFの日足

地合いです。TOPIX連動ETFの終値は425.6円で、前の日の421.8円から0.9%上げました。20日線は429.7円、100日線は421.6円です。終値は100日線の上にありますが、20日線の下に入っています。チャートを見ると、20日線は10月半ばから横ばいで、最後は少し下を向き始めました。100日線は今も右肩上がりで、終値との差は4円ほどに縮まっています。判定は中立です。100日線の上なので新しい買いを止める地合いではありませんが、株数を落とすか、見送ることも考える段階です。今日は少し戻しましたが、20日線を取り戻せるかが分かれ目です。

型は出たが我慢する2銘柄

銘柄 終値 前日比 我慢する理由
バンダイナムコHD(7832) 6,427円 +0.7% 100MAから+34%と離れすぎ・前回高値6,437の直下(抵抗)
タカラトミー(7867) 4,626円 +2.2% 100MAから+30%と離れすぎ

我慢する銘柄は2つで、どちらもその他製品の業種です。バンダイナムコHDは終値6,427円で、100日線から34%上に離れています。さらに前回の高値6,437円のすぐ下で、ここは上値の抵抗になりやすい位置です。タカラトミーは終値4,626円で、今日は2.2%上げましたが、100日線から30%上に離れています。どちらも上昇トレンドは保っていますが、100日線から大きく離れたところでは、押し目を待つのが型のルールです。5日線や20日線まで押して、そこから陽線で5日線を上抜ける形が出るまで待ちます。今日は押し目から反発した銘柄が0なので、この2銘柄の押し方を見ていきます。

空売りの型が揃った大型株7銘柄

空売りの型の模式図

空売りは証券会社から株を借りて売り、値下がりしたところで買い戻す取引です(信用取引の口座が必要)。型は買いの裏返しで、①100日線の下、②下げの途中で一時的に戻して5日線が山を作る、③その山から陰線で5日線を割る、の3つ。時価総額5,000億円以上・出来高30万株以上に限り、東証プライム全銘柄から探しています。株数は売る金額が100万円に収まる分まで。空売りできるか(貸借銘柄か)は証券会社の画面で確かめてください。

銘柄 終値 損切り(直近高値) 1R 株数
三菱ケミカルグループ(4188) 1,147円 1,196円(+4.3%) 1,098円 600株
ソニーFG(8729) 143.2円 151.2円(+5.6%) 135.2円 3700株
王子HD(3861) 831.9円 848.9円(+2.0%) 814.9円 1200株
住友ゴム工業(5110) 1,987.5円 2,062円(+3.7%) 1,913円 400株
インフロニア・HD(5076) 2,247円 2,340円(+4.1%) 2,154円 300株
ファナック(6954) 5,823円 6,310円(+8.4%) 5,336円 0株
ローツェ(6323) 3,960円 5,373円(+35.7%) 2,547円 0株

空売りの型が出た銘柄は7つです。表の損切りは直近の戻り高値、1Rは損切り幅と同じだけ下の値段、直近安値は60日の安値です。7つとも、直近安値までの距離が損切り幅より短く、利幅が足りない形です。この中で注意点が少ないのは三菱ケミカルグループで、直近安値まで0.9Rあります。ソニーFGは直近安値まで0.2Rしかなく、下の安値がすぐ近くです。ファナックは損切り幅が8.4%、ローツェは35.7%と大きく、100株でも許容損失を超えるので株数は0です。ファナックは10月23日に決算があり、決算前後1週間なので見送ります。動画では上の2銘柄のチャートを見ます。

三菱ケミカルグループ(4188)

三菱ケミカルグループの日足チャート

三菱ケミカルグループです。終値は1,147円で、100日線の1,155円と20日線の1,159円をわずかに下回りました。9月初めに1,300円近くまで上げた後に崩れ、10月は1,150円から1,170円の間で横ばいが続いています。5日線の小さな山のあと、今日の陰線で5日線を割りました。損切りは1,196円で、1株あたり49円、4.3%の幅です。株数は600株で、損失は29,400円に収まります。1Rは1,098円ですが、直近安値の1,100.5円がその手前にあり、0.9Rしかありません。週足も5週線の下です。決算は11月5日で、15日後です。100日線のすぐ近くなので、型としては弱めの形です。

ソニーFG(8729)

ソニーFGの日足チャート

ソニーFGです。終値は143.2円で、今日は1.3%下げました。10月初めに100日線の151円を割り込み、その後は148円から150円の間で戻りを試しました。5日線は小さな山をつくって下を向き、直近2日の陰線で5日線を大きく割り込んでいます。損切りは151.2円で、1株あたり8円、5.6%の幅です。株数は3,700株で、損失は29,600円に収まります。1Rは135.2円ですが、直近安値の141.4円がすぐ下にあり、0.2Rしかありません。下げが急なので、安値で止まって反発するV字の形にも注意が要ります。決算は11月12日で、22日後です。

過去5年の検証

過去5年の検証結果

2021年9月〜2026年9月、東証プライム1,556銘柄で型どおりに機械的に売買すると、買いの型は11,450回で勝率39.3%、1回平均+0.13%、プロフィットファクター1.09。損切りか1.5Rまで持つとPFは1.32。空売りの型はPF0.75で負け越しでした(手数料・金利を含まない自前の検証)。

型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。機械的に全部売買しても勝ち負けの差はごく小さく、チャートを目で見て素直な上昇トレンドに絞るのが前提です。過去5年という限られた期間の結果で、この先も同じになるとは限りません。

次の営業日の見方

次の営業日に見る点です。まず地合いです。TOPIX連動ETFが20日線の429.7円を取り戻せるか、100日線の421.6円を保てるかを見ます。100日線を割ると地合いは悪いに変わり、新しい買いは見送りになります。我慢の2銘柄は、バンダイナムコHDが前回高値の6,437円を抜けるか、タカラトミーが5日線まで押すかを見ます。空売りの型は、三菱ケミカルグループが100日線の1,155円を陽線で取り戻すと崩れる合図です。ソニーFGは直近安値の141.4円で止まるかが分かれ目です。ファナックは10月23日に決算があるので、前後1週間は見送ります。

まとめ

まとめです。10月21日の地合いは中立で、TOPIX連動ETFは100日線の上ですが、20日線の下にあります。監視している63銘柄のうち、押し目から反発した銘柄は0でした。我慢する銘柄は2つ、空売りの型が出た銘柄は7つです。ただし、空売りの型は過去の検証では負け越しているので、記録として見るだけにしています。7つとも直近安値までの利幅が足りません。型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。資金100万円、許容損失3%の決まりで、損切りと株数を先に計算してから判断します。また次の営業日も、同じ手順で確認します。

データ:株価は株探・Yahoo!ファイナンス(2026年10月21日終値)。判定と検証は移動平均線とローソク足による機械的なもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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