スイングトレード監視銘柄|押し目から反発、10月1日は4銘柄|損切りと株数も計算(資金100万円)

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分析
結論(2026年10月1日終値)
・地合いは中立(TOPIX連動ETF 434.4円、20日線426円・100日線418円)
・監視68銘柄のうち、押し目から反発して買いの型が揃ったのは4銘柄(日立製作所・富士通・壱番屋・東京エレクトロンデバイス)
・資金100万円・許容損失3%(30,000円)で100株以上持てるのは3銘柄(日立製作所 100株・富士通 100株・壱番屋 800株)
・型は出たが不安要素で我慢するのが2銘柄
・東証プライム全銘柄から、空売りの型が揃った大型株は16銘柄(過去5年の検証では空売りの型は負け越し)

数日から数週間の値動きをねらうスイングトレードで、移動平均線とローソク足だけを使って「型が揃ったかどうか」を毎日確かめている記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

動画でも解説しています

使う物差しと買いの型

買いの型の模式図

移動平均線(5日・20日・60日・100日)とローソク足だけを使います。①100日線の上にあり、②いったん20日線の近くまで押し、③陽線で5日線を上抜けたら「買いの型が揃った」とします(20日線まで押したものが◎、浅いものが○)。すぐ上に前回の高値がある、100日線から25%以上離れているなど、不安要素が1つでもあれば「△」として我慢します。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と「1R」(損切り幅と同じだけ上)。株数は資金100万円・許容損失3%=30,000円から逆算し、資金に収まる分までに抑えています。

地合い:TOPIX連動ETF

TOPIX連動ETFの日足

まず地合いです。TOPIX連動ETFの終値は434.4円で、前の日の431.5円から2.9円上げました。20日線の426.4円と、100日線の418.0円の両方を上回っています。100日線は春からずっと右肩上がりです。一方で20日線は、9月の半ばから426円前後で横ばいが続き、まだ上向きには戻っていません。終値は9月の高値圏に近づいていますが、短い流れは足踏みのままです。このため今日の地合いは中立と判定します。中立の日は、持つ株数を落とすか、見送ることも選べる地合いです。横ばいの20日線が再び上を向くかどうかが、次の分かれ目です。

押し目から反発した4銘柄

銘柄 判定 終値 損切り 利確の目安 株数
日立製作所(6501) ◎ 5,510円 5,393円(-2.1%) 5,830〜5,627円 100株
富士通(6702) ◎ 4,002円 3,814.9円(-4.7%) 4,063.3〜4,189.1円 100株
壱番屋(7630)★ ◎ 1,114円 1,080円(-3.1%) 1,191〜1,148円 800株
東京エレクトロンデバイス(2760) ○ 4,600円 4,266.9円(-7.2%) 4,730〜4,933.1円 0株

★は決算発表の前後1週間(型が揃っても見送るのがルール)。

続いて、押し目から反発した銘柄の表です。監視している68銘柄のうち、今日型が揃ったのは4銘柄でした。日立製作所、富士通、壱番屋、東京エレクトロンデバイスです。表の損切りは、直近6営業日の安値です。利確の目安は、直近の高値と、損切り幅と同じだけ上の値段の二つです。株数は資金100万円、許容損失3万円から逆算しています。100株以上持てるのは3銘柄です。東京エレクトロンデバイスは損切り幅が7.2%と広く、100株でも損失が約3万3千円となり、許容損失を超えるので持てません。壱番屋は決算前後1週間に入るため見送りです。

日立製作所(6501)

日立製作所の日足チャート
項目 数字
終値 5,510円(前日比+0.4%)
損切り(直近6営業日の安値) 5,393円(-2.1%・1株117円)
直近の高値 5,830円(2.7R)
1R/1.5R 5,627円/5,685.5円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 100株(損切り幅からは256株)
時価総額 約246,053億円
決算 決算2026-10-29(28日後)

日立製作所です。終値は5510円で、前の日より0.4%上げました。8月の半ばに5830円の高値をつけたあと、9月の半ばには5000円台前半まで押し、100日線の近くで下げ止まりました。安値は切り上がり、2番底を確かめた形です。その後は20日線の上に戻し、今日は陽線で5日線の5492円を上抜けています。100日線からは8.5%上です。損切りは5393円で、1株あたり117円、2.1%です。直近高値の5830円までは、損切り幅の約2.7倍の余地があります。株数は資金の上限で100株です。時価総額は約24兆6千億円、決算は10月29日です。

富士通(6702)

富士通の日足チャート
項目 数字
終値 4,002円(前日比+1.1%)
損切り(直近6営業日の安値) 3,814.9円(-4.7%・1株187.1円)
直近の高値 4,063.3円(0.3R)
1R/1.5R 4,189.1円/4,282.7円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 100株(損切り幅からは160株)
時価総額 約69,213億円
決算 決算2026-10-29(28日後)

富士通です。終値は4002円で、前の日より1.1%上げました。9月の半ばに3700円台まで押したあと、大きな陽線で4000円台に乗せました。その後は4000円前後で横ばいとなり、上がってきた20日線に近づく小さな押し目をつくりました。安値は切り上がり、2番底を確かめた形です。今日は陽線で5日線の3972円を上抜けています。100日線からは13.2%上です。損切りは3815円で、1株あたり187円、4.7%です。直近高値の4063円までは、損切り幅の0.3倍しか余地がありません。株数は100株、時価総額は約6兆9千億円、決算は10月29日です。

壱番屋(7630)

壱番屋の日足チャート
項目 数字
終値 1,114円(前日比-0.1%)
損切り(直近6営業日の安値) 1,080円(-3.1%・1株34円)
直近の高値 1,191円(2.3R)
1R/1.5R 1,148円/1,165円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 800株(損切り幅からは882株)
時価総額 約1,778億円
決算 ★決算2026-10-05まで4日→前後1週間はノーポジ

壱番屋です。終値は1114円で、前の日より0.1%下げました。8月の終わりに窓を開けて急に上げ、上ひげで1191円の高値をつけました。その後は1080円から1100円付近で横ばいが続き、上がってきた20日線が追いついてきました。安値は切り上がり、2番底を確かめた形です。今日の終値は5日線の1110円の上にあります。100日線からは19.4%上です。損切りは1080円で、1株あたり34円、3.1%です。直近高値の1191円までは、損切り幅の約2.3倍の余地があります。株数は800株です。ただし決算は10月5日で、型が揃っていても決算前後1週間なので見送ります。

東京エレクトロンデバイス(2760)

東京エレクトロンデバイスの日足チャート
項目 数字
終値 4,600円(前日比+2.0%)
損切り(直近6営業日の安値) 4,266.9円(-7.2%・1株333.1円)
直近の高値 4,730円(0.4R)
1R/1.5R 4,933.1円/5,099.6円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 0株(損切り幅からは90株)
時価総額 約1,355億円
決算 nan

東京エレクトロンデバイスです。終値は4600円で、前の日より2.0%上げました。8月の初めに4730円の高値をつけたあと、9月の半ばには100日線に近い3900円台まで押しました。安値は切り上がり、2番底を確かめた形です。そこから上げに転じ、今日は陽線で5日線の4501円の上にあります。100日線からは13.2%上です。損切りは4267円で、1株あたり333円、7.2%と広めです。直近高値の4730円までは、損切り幅の0.4倍しか余地がありません。100株でも損失が許容損失を超えるので、株数は0です。出来高も12万株と、条件の30万株に届いていません。

株数の決め方

株数の逆算をまとめます。許容損失の3万円を、1株あたりの損切り幅で割るだけです。日立製作所は1株あたり117円なので256株になります。ただ5510円で256株は資金の100万円を超えるため、資金の上限で100株です。富士通は187円なので160株、100株単位に切り下げて100株です。金額は約40万円です。壱番屋は34円なので882株、切り下げて800株で、金額は約89万円です。東京エレクトロンデバイスは333円なので90株となり、100株に届かないため持てません。損切り幅が広いほど株数は少なく、狭いほど多くなります。

型は出たが我慢する2銘柄

銘柄 終値 前日比 我慢する理由
DM三井製糖(2109) 3,855円 +0.4% 前回高値3,865の直下(抵抗)
セガサミーHD(6460) 3,367円 +1.2% 100MAから+29%と離れすぎ・前回高値3,394の直下(抵抗)

続いて、型に近いものの今日は我慢する銘柄です。2銘柄ありました。DM三井製糖は終値3855円で、前回高値の3865円のすぐ下にいます。押し返されやすい位置なので、高値を終値で超えてから考える形です。セガサミーHDは終値3367円で、前回高値3394円の直下にあるうえ、100日線から29%上と離れすぎています。また今日型が出た銘柄と我慢の銘柄、合わせて6銘柄のうち、日立製作所と富士通の2銘柄が電気機器です。上げた理由は分かりません。同じ業種に偏ったときは、持つ数を絞るのがルールです。

空売りの型が揃った大型株16銘柄

空売りの型の模式図

空売りは証券会社から株を借りて売り、値下がりしたところで買い戻す取引です(信用取引の口座が必要)。型は買いの裏返しで、①100日線の下、②下げの途中で一時的に戻して5日線が山を作る、③その山から陰線で5日線を割る、の3つ。時価総額5,000億円以上・出来高30万株以上に限り、東証プライム全銘柄から探しています。株数は売る金額が100万円に収まる分まで。空売りできるか(貸借銘柄か)は証券会社の画面で確かめてください。

銘柄 終値 損切り(直近高値) 1R 株数
大林組(1802) 2,982円 3,057.2円(+2.5%) 2,906.8円 300株
アイシン(7259) 2,180円 2,228.2円(+2.2%) 2,131.8円 400株
デンソー(6902) 1,840円 1,902.1円(+3.4%) 1,777.9円 400株
SUBARU(7270) 2,537円 2,614.5円(+3.1%) 2,459.5円 300株
小野薬品工業(4528) 2,333円 2,417.2円(+3.6%) 2,248.8円 300株
関電工(1942) 5,502円 5,665円(+3.0%) 5,339円 100株
SGHD(9143) 1,415.5円 1,479.7円(+4.5%) 1,351.3円 400株
マツダ(7261) 1,106.5円 1,148.2円(+3.8%) 1,064.8円 700株

続いて空売りの型です。100日線の下で戻りが5日線の山をつくり、陰線で5日線を割った銘柄を拾っています。今日は16銘柄が該当し、表には時価総額などで選んだ8銘柄を載せました。チャートで紹介するのは大林組とアイシンで、どちらも表の注意書きがありません。SUBARUは週足では型が出ていますが、日足は100日線の上にあります。下の安値が近いのはSGHDとデンソーで、直近安値まで損切り幅の0.2倍と0.3倍しかありません。損切り幅が一番大きいのはSGHDで4.5%です。小野薬品工業とマツダも、直近安値まで損切り幅の1倍に届きません。

大林組(1802)

大林組の日足チャート

大林組です。終値は2982円で、前の日より0.9%下げました。7月の終わりに3300円台まで戻したあと、8月に大きく下げ、8月の半ばに2891円の安値をつけました。その後は2950円から3070円の間で横ばいが続き、9月の下旬に3090円付近まで戻して5日線の山をつくりました。そこから陰線で5日線を割り、今日の終値は5日線の2994円と20日線の3014円の下です。100日線は3176円で下を向いています。損切りは3057円で、2.5%上です。損切り幅と同じだけ下は2907円、直近安値は2891円です。株数は300株、決算は11月13日です。

アイシン(7259)

アイシンの日足チャート

アイシンです。終値は2180円で、前の日より1.3%下げました。8月の初めに2500円台まで急に上げたあと、大きく下げました。9月の初めには大きな陰線で2106円まで売られました。そこから2240円付近まで戻しましたが押し返され、5日線の山をつくりました。今日の終値は5日線の2193円と20日線の2208円の下で、100日線の2283円も下向きです。損切りは2228円で、2.2%上です。損切り幅と同じだけ下は2132円、直近安値は2106円です。株数は資金の上限で400株です。決算は10月29日です。

過去5年の検証

過去5年の検証結果

2021年9月〜2026年9月、東証プライム1,556銘柄で型どおりに機械的に売買すると、買いの型は11,450回で勝率39.3%、1回平均+0.13%、プロフィットファクター1.09。損切りか1.5Rまで持つとPFは1.32。空売りの型はPF0.75で負け越しでした(手数料・金利を含まない自前の検証)。

型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。機械的に全部売買しても勝ち負けの差はごく小さく、チャートを目で見て素直な上昇トレンドに絞るのが前提です。過去5年という限られた期間の結果で、この先も同じになるとは限りません。

次の営業日の見方

次の営業日に見る点です。まず地合いは、TOPIX連動ETFが20日線の426.4円の上を保ち、横ばいの20日線が上を向くかを確かめます。反発した銘柄では、日立製作所が5日線の5492円の上を保てるかが分かれ目です。富士通は直近高値の4063円がすぐ上にあり、そこを終値で超えられるかを見ます。壱番屋は10月5日に決算があるので見送りです。我慢の銘柄は、DM三井製糖が3865円、セガサミーHDが3394円の高値を、終値で超えるかを見ます。空売りの型は、5日線を陽線で上抜け直したら崩れる合図です。

まとめ

今日のまとめです。地合いは中立と判定しました。TOPIX連動ETFは20日線と100日線の上にありますが、20日線は横ばいのままです。中立の日は、持つ株数を落とすか、見送ることも選べます。押し目から反発した銘柄は4銘柄で、100株以上持てるのは日立製作所、富士通、壱番屋の3銘柄です。ただし壱番屋は決算前後1週間で見送りです。我慢する銘柄は2銘柄でした。空売りの型が出た銘柄は16銘柄ありましたが、空売りの型は過去の検証では負け越しています。最後に、型が揃うことと、実際に売買してよいことは別の話です。資金や損切りのルールは、ご自身で決めてください。

データ:株価は株探・Yahoo!ファイナンス(2026年10月1日終値)。判定と検証は移動平均線とローソク足による機械的なもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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