スイングトレード監視銘柄|押し目から反発、10月8日は1銘柄|損切りと株数も計算(資金100万円)

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分析
結論(2026年10月8日終値)
・地合いは良い(TOPIX連動ETF 429.5円、20日線428円・100日線420円)
・監視68銘柄のうち、押し目から反発して買いの型が揃ったのは1銘柄(オービック)
・資金100万円・許容損失3%(30,000円)で100株以上持てるのは1銘柄(オービック 100株)
・型は出たが不安要素で我慢するのが0銘柄
・東証プライム全銘柄から、空売りの型が揃った大型株は10銘柄(過去5年の検証では空売りの型は負け越し)

数日から数週間の値動きをねらうスイングトレードで、移動平均線とローソク足だけを使って「型が揃ったかどうか」を毎日確かめている記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

動画でも解説しています

使う物差しと買いの型

買いの型の模式図

移動平均線(5日・20日・60日・100日)とローソク足だけを使います。①100日線の上にあり、②いったん20日線の近くまで押し、③陽線で5日線を上抜けたら「買いの型が揃った」とします(20日線まで押したものが◎、浅いものが○)。すぐ上に前回の高値がある、100日線から25%以上離れているなど、不安要素が1つでもあれば「△」として我慢します。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と「1R」(損切り幅と同じだけ上)。株数は資金100万円・許容損失3%=30,000円から逆算し、資金に収まる分までに抑えています。

地合い:TOPIX連動ETF

TOPIX連動ETFの日足

まず地合いです。TOPIX連動ETFの終値は429.5円で、前日の437.0円から7.5円、率にして1.7%下げました。チャートでは、前の日に付けた高値の近くから、実体の大きな陰線になっています。それでも20日線の427.8円と、100日線の419.7円の両方をまだ上回っています。20日線は9月下旬から緩やかに上向きで、100日線は3月から右肩上がりが続いています。100日線の上にあり、20日線も上向きなので、今日の地合いの判定は「良い」です。ただし終値は20日線まで1.7円ほどしか離れていません。この地合いのもとで、監視している68銘柄の型を見ていきます。

押し目から反発した1銘柄

銘柄 判定 終値 損切り 利確の目安 株数
オービック(4684) ◎ 5,174円 4,958円(-4.2%) 5,390円 100株

★は決算発表の前後1週間(型が揃っても見送るのがルール)。

押し目から反発した銘柄は、今日はオービックの1銘柄です。表の損切りは、直近6営業日の安値です。利確の目安は、直近の高値と、損切り幅と同じだけ上の値段の2つで見ます。オービックはこの90営業日の高値を更新している途中なので、上で止まりそうな前回の高値がありません。そのため目安は、損切り幅と同じだけ上の5,390円と、その1.5倍の5,498円で見ます。株数は資金100万円と、許容損失3万円から逆算します。オービックは損切り幅が216円で、100株を持てる計算です。資金の上限で株数が頭打ちになる銘柄は、今日はありません。

オービック(4684)

オービックの日足チャート
項目 数字
終値 5,174円(前日比+1.3%)
損切り(直近6営業日の安値) 4,958円(-4.2%・1株216円)
直近の高値 なし(高値更新中)
1R/1.5R 5,390円/5,498円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 100株(損切り幅からは138株)
時価総額 約22,217億円
決算 決算2026-10-27(19日後)

オービックの終値は5,174円で、前日より1.3%上げました。株価は100日線の4,420円より17.1%上にあります。7月から高値と安値を切り上げ、9月はおよそ4,900円から5,100円の範囲でもみ合いました。そのあいだ20日線の近くまで押しては反発し、安値を切り上げる2番底の形を作っています。今日は1.3%の陽線で、5日線の5,093円の上で引け、20日線の押し目から反発した型が揃いました。損切りは4,958円で、幅は216円、4.2%です。100株なら損失は21,600円、代金は517,400円です。時価総額は約2兆2,217億円です。決算は10月27日で、19日後です。

株数の決め方

株数の計算です。資金は100万円、1回の許容損失は3%の3万円です。オービックは終値5,174円に対して損切りが4,958円なので、1株あたりの損失幅は216円です。3万円を216円で割ると138株になります。売買は100株単位なので、持てるのは100株です。このとき損切りになった場合の損失は21,600円で、許容の3万円の内側に収まります。必要な資金は517,400円で、資金100万円の半分ほどです。資金の上限で株数が削られることはありません。損切り幅が広いほど持てる株数は減るので、株数はいつも損切りの位置から逆算します。

空売りの型が揃った大型株10銘柄

空売りの型の模式図

空売りは証券会社から株を借りて売り、値下がりしたところで買い戻す取引です(信用取引の口座が必要)。型は買いの裏返しで、①100日線の下、②下げの途中で一時的に戻して5日線が山を作る、③その山から陰線で5日線を割る、の3つ。時価総額5,000億円以上・出来高30万株以上に限り、東証プライム全銘柄から探しています。株数は売る金額が100万円に収まる分まで。空売りできるか(貸借銘柄か)は証券会社の画面で確かめてください。

銘柄 終値 損切り(直近高値) 1R 株数
日油(4403) 2,538円 2,591円(+2.1%) 2,485円 300株
京都FG(5844) 4,599円 4,833円(+5.1%) 4,365円 100株
ソフトバンクグループ(9984) 6,040円 6,739円(+11.6%) 5,341円 0株
三井住友FG(8316) 3,297円 3,473円(+5.3%) 3,121円 100株
鹿島建設(1812) 4,757円 4,943円(+3.9%) 4,571円 100株
キリンHD(2503) 2,750.5円 2,860円(+4.0%) 2,641円 200株
東京瓦斯(9531) 5,899円 6,174円(+4.7%) 5,624円 100株
協和キリン(4151) 2,209円 2,303円(+4.3%) 2,115円 300株

空売りの型の表です。100日線の下で、戻りの5日線が山を作り、陰線で5日線を割った銘柄が10あり、表には8銘柄を載せています。損切りは直近の高値、目安は損切り幅と同じだけ下の値段と直近安値です。日油は、直近安値まで損切り幅とほぼ同じ余地があります。三井住友FG、キリンHD、東京瓦斯、鹿島建設、協和キリンは、直近安値がすぐ下にあり、下げの余地が小さい形です。ソフトバンクグループは損切り幅が11.6%と広く、100株でも損失が大きすぎます。三井住友FGは、100日線の値が株価から大きく離れており、移動平均がゆがんでいる可能性があります。

日油(4403)

日油の日足チャート

日油の終値は2,538円で、前日より1.4%下げました。株価は100日線の2,699円の下にあり、100日線は下向きです。9月に入ってから陰線が続いて大きく下げ、9月下旬に2,484円の安値を付けました。そこから小さく戻り、5日線が2,544円あたりで山を作っています。今日は陰線で5日線を割り込み、20日線の2,550円も下回って引けました。損切りは2,591円で、幅は53円、2.1%です。損切り幅と同じだけ下は2,485円で、直近安値の2,484円とほぼ同じ値段です。株数は資金の上限で300株です。決算は11月5日で、28日後です。

京都FG(5844)

京都FGの日足チャート

京都FGの終値は4,599円で、前日より1.7%下げました。8月に5,100円台の高値を付けたあと、9月は5,000円から4,700円台へじりじり下げてきました。5日線は4,800円あたりで小さな山を作ったあと下を向き、今日は陰線で5日線の4,690円を割り込みました。さらに、上向きの100日線の4,674円も下回って引けています。損切りは4,833円で、幅は234円、5.1%です。損切り幅と同じだけ下は4,365円、直近安値は4,300円です。株数は100株です。V字の反発の途中という注意点と、週足が5週線の下という点があります。決算は11月13日です。

過去5年の検証

過去5年の検証結果

2021年9月〜2026年9月、東証プライム1,556銘柄で型どおりに機械的に売買すると、買いの型は11,450回で勝率39.3%、1回平均+0.13%、プロフィットファクター1.09。損切りか1.5Rまで持つとPFは1.32。空売りの型はPF0.75で負け越しでした(手数料・金利を含まない自前の検証)。

型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。機械的に全部売買しても勝ち負けの差はごく小さく、チャートを目で見て素直な上昇トレンドに絞るのが前提です。過去5年という限られた期間の結果で、この先も同じになるとは限りません。

次の営業日の見方

次の営業日に見る点です。オービックは、5日線の5,093円の上を保てるかが分かれ目です。高値を更新して上がれば、損切り幅と同じだけ上の5,390円が次の焦点です。逆に陰線で5日線を割れば、型が崩れる合図です。我慢の銘柄は今日はありません。空売りの型では、京都FGが100日線の下にとどまるのか、陽線で5日線を上抜けて型が崩れるのかを見ます。地合いは、TOPIX連動ETFが20日線の427.8円の上を保てるかです。決算が近いのは、オービックの10月27日と、東京瓦斯の10月29日です。決算前後1週間はポジションを持たないのがルールです。

まとめ

まとめです。10月8日の地合いは、TOPIX連動ETFが大きめの陰線で下げたものの、100日線の上にあり、20日線も上向きなので「良い」でした。監視している68銘柄のうち、押し目から反発した型が揃ったのはオービックの1銘柄で、100株を持てる計算です。損切りは4,958円です。我慢の銘柄はありませんでした。空売りの型は10銘柄出ていますが、過去の検証では、この空売りの型は負け越しています。地合いの20日線割れが近い点にも注意が必要です。型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。損切りと株数を先に決めておくことが前提です。

データ:株価は株探・Yahoo!ファイナンス(2026年10月8日終値)。判定と検証は移動平均線とローソク足による機械的なもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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