スイングトレード監視銘柄|押し目から反発、11月6日は1銘柄|損切りと株数も計算(資金100万円)

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分析
結論(2026年11月6日終値)
・地合いは悪い(TOPIX連動ETF 388.6円、20日線421円・100日線422円)
・監視62銘柄のうち、押し目から反発して買いの型が揃ったのは1銘柄(全国保証)
・資金100万円・許容損失3%(30,000円)で100株以上持てるのは1銘柄(全国保証 100株)
・型は出たが不安要素で我慢するのが0銘柄
・東証プライム全銘柄から、空売りの型が揃った大型株は48銘柄(過去5年の検証では空売りの型は負け越し)

数日から数週間の値動きをねらうスイングトレードで、移動平均線とローソク足だけを使って「型が揃ったかどうか」を毎日確かめている記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

動画でも解説しています

使う物差しと買いの型

買いの型の模式図

移動平均線(5日・20日・60日・100日)とローソク足だけを使います。①100日線の上にあり、②いったん20日線の近くまで押し、③陽線で5日線を上抜けたら「買いの型が揃った」とします(20日線まで押したものが◎、浅いものが○)。すぐ上に前回の高値がある、100日線から25%以上離れているなど、不安要素が1つでもあれば「△」として我慢します。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と「1R」(損切り幅と同じだけ上)。株数は資金100万円・許容損失3%=30,000円から逆算し、資金に収まる分までに抑えています。

地合い:TOPIX連動ETF

TOPIX連動ETFの日足

地合いです。TOPIX連動ETFの終値は388.6円で、前の日の415.6円から27円、率にして約6.5%の大きな下げになりました。20日線は420.7円、100日線は422.4円で、終値はどちらの線も大きく下回っています。20日線は10月半ばから下向きに変わり、きょうは100日線の下にもぐりました。チャートでは、窓を開けて下に放れた大陰線が、これまでの値動きの帯から離れて置かれた形です。100日線の下はルールでいう海の中なので、地合いは悪いと判定します。新しい買いは見送るのがルールの日です。週足ではまだ100本の平均線の上にあり、長い上げの流れが崩れたかどうかは、来週以降の戻り方で確かめます。

押し目から反発した1銘柄

銘柄 判定 終値 損切り 利確の目安 株数
全国保証(7164)★ ◎ 3,191円 3,023円(-5.3%) 3,241〜3,359円 100株

★は決算発表の前後1週間(型が揃っても見送るのがルール)。

押し目から反発した銘柄の表です。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と、損切り幅と同じだけ上の値、つまり1Rの2つを並べています。きょう型が揃ったのは全国保証の1銘柄だけで、20日線まで押したあと、5日線を陽線で上抜けた形です。資金100万円、許容損失3万円で計算すると、100株以上持てる銘柄は1銘柄です。ただし決算が11月5日に出たばかりで、決算前後1週間に入っているため、型が揃っていても見送るのがルールです。さらに地合いが100日線の下なので、新しい買いは見送るのがルールです。表は、型が揃った後にどうなるかを記録するためのものとして見てください。

全国保証(7164)

全国保証の日足チャート
項目 数字
終値 3,191円(前日比+1.6%)
損切り(直近6営業日の安値) 3,023円(-5.3%・1株168円)
直近の高値 3,241円(0.3R)
1R/1.5R 3,359円/3,443円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 100株(損切り幅からは178株)
時価総額 約4,247億円
決算 ★決算2026-11-05の直後→方向が定まるまで数日待つ

全国保証です。終値は3191円で、前の日より1.6%高く引けました。株価は100日線3079円の上にあり、20日線と100日線のあたりまで押したあと、陽線で5日線3096円を上抜けました。安値は9月末の安値より高い位置で止まり、2番底を確かめた形です。ただ上ひげが長く、3200円台前半では売りも出ています。損切りは直近6営業日の安値3023円で、1株168円、5.3%の幅です。直近高値3241円までは損切り幅の0.3倍しかなく、上の余地は小さい形です。株数は100株、時価総額は約4247億円です。1日の値動きは1.4%と、目安の2〜5%を下回っています。決算が11月5日に出た直後なので、型が揃っていても決算前後1週間なので見送ります。地合いが100日線の下なので新しい買いは見送るのがルールです。

株数の決め方

株数の逆算です。許容損失は資金100万円の3%で3万円です。全国保証は、終値3191円から損切り3023円までが1株168円の損失幅です。3万円を168円で割ると178株になります。売買は100株単位なので、切り捨てて100株です。100株に必要な資金は31万9100円で、資金100万円の中に収まります。損切りになったときの損失は1万6800円で、許容損失の3万円より小さく済みます。損切り幅が大きい銘柄ほど持てる株数は減り、資金の上限で頭打ちになることもあります。株数は値幅から決めるもので、型が揃ったかどうかとは別に、毎回この順番で計算しています。

空売りの型が揃った大型株48銘柄

空売りの型の模式図

空売りは証券会社から株を借りて売り、値下がりしたところで買い戻す取引です(信用取引の口座が必要)。型は買いの裏返しで、①100日線の下、②下げの途中で一時的に戻して5日線が山を作る、③その山から陰線で5日線を割る、の3つ。時価総額5,000億円以上・出来高30万株以上に限り、東証プライム全銘柄から探しています。株数は売る金額が100万円に収まる分まで。空売りできるか(貸借銘柄か)は証券会社の画面で確かめてください。

銘柄 終値 損切り(直近高値) 1R 株数
東レ(3402) 1,183.5円 1,221.5円(+3.2%) 1,145.5円 700株
ソニーFG(8729) 141.2円 149.9円(+6.2%) 132.5円 3400株
三井住友トラストグループ(8309) 1,566.5円 1,681円(+7.3%) 1,452円 200株
オリンパス(7733) 1,743円 1,852円(+6.3%) 1,634円 200株
GMOペイメントゲートウェイ(3769) 8,266円 8,872円(+7.3%) 7,660円 0株
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) 3,224円 3,506円(+8.7%) 2,942円 100株
三井物産(8031) 4,620円 5,187円(+12.3%) 4,053円 0株
丸紅(8002) 4,726円 5,137円(+8.7%) 4,315円 0株

空売りの型の表です。100日線の下で、戻りが5日線の山を作ったあと、陰線で5日線を割った銘柄を並べています。きょうは48銘柄と大きく増えました。地合いの急落で、多くの銘柄が一斉に5日線を割ったためです。表に出した8銘柄は、すべてに注意点が付いています。東レ、ソニーFG、三井住友トラストグループ、オリンパス、GMOペイメントゲートウェイ、三菱UFJフィナンシャル・グループは決算前後1週間に入っています。三井物産は12.3%、丸紅と三菱UFJは8.7%と、損切り幅が広い形です。直近安値まで1R以上の距離があるのは東レだけで、ほかは下の安値が近く、利幅が足りない形です。

東レ(3402)

東レの日足チャート

東レです。終値は1183.5円で、前の日より3.1%安く引けました。10月下旬に100日線1215円を割り込み、その後は100日線の下で推移しています。前の日に5日線の上まで戻して上ひげを付け、5日線の山を作ったあと、きょうの陰線で5日線1189円を割りました。損切りは1221.5円で、幅は3.2%です。1Rと直近安値はどちらも1145.5円で、安値まで損切り幅と同じだけの距離があります。株数は700株、時価総額は約1兆7240億円です。ただ、1番底から反発している途中の形で、週足も5週線の下です。決算が11月10日まで4日なので、型が揃っていても決算前後1週間なので見送ります。

ソニーFG(8729)

ソニーFGの日足チャート

ソニーFGです。終値は141.2円で、前の日より4.1%安く引けました。株価は10月初めから100日線152円の下にあります。前の日に149.9円まで上ひげを伸ばして5日線の上で引け、きょうは窓を開けて下げ、陰線で5日線144円を割りました。損切りは149.9円で、幅は6.2%です。1Rは132.5円ですが、直近安値140.4円まではわずか0.1Rで、すぐ下に安値が控えています。株数は3400株、時価総額は約9472億円です。1番底から反発している途中の形でもあります。決算が11月12日まで6日なので、型が揃っていても決算前後1週間なので見送ります。

過去5年の検証

過去5年の検証結果

2021年9月〜2026年9月、東証プライム1,556銘柄で型どおりに機械的に売買すると、買いの型は11,450回で勝率39.3%、1回平均+0.13%、プロフィットファクター1.09。損切りか1.5Rまで持つとPFは1.32。空売りの型はPF0.75で負け越しでした(手数料・金利を含まない自前の検証)。

型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。機械的に全部売買しても勝ち負けの差はごく小さく、チャートを目で見て素直な上昇トレンドに絞るのが前提です。過去5年という限られた期間の結果で、この先も同じになるとは限りません。

次の営業日の見方

次の営業日に見る点です。まず地合いです。TOPIX連動ETFが100日線422円の下にいる間は、新しい買いは見送るのがルールです。きょうの大きな下げのあと、どこまで戻るか、開いた窓を埋めにいくかを見ます。全国保証は、5日線3096円の上を保てるか、直近高値3241円を超えられるかが分かれ目ですが、決算直後なので型が揃っていても見送ります。空売りの型では、5日線を陽線で上抜け返したら型が崩れた合図です。東レは11月10日、ソニーFGは12日、三井住友トラストグループと三菱UFJは13日に決算があり、前後1週間に入る銘柄が続きます。

まとめ

まとめです。11月6日はTOPIX連動ETFが6.5%下げて100日線の下に入り、地合いは悪いと判定しました。押し目から反発した銘柄は全国保証の1銘柄で、100株持てる計算ですが、決算直後で、しかも地合いが悪いため見送りです。我慢の銘柄はありませんでした。空売りの型は48銘柄と急増しましたが、過去の検証では空売りの型は負け越しています。表の上位も、決算が近い銘柄や利幅の足りない銘柄ばかりです。型が揃うことと、売買してよいことは別です。ルールに照らして見送る日もあることを、記録として残していきます。

データ:株価は株探・Yahoo!ファイナンス(2026年11月6日終値)。判定と検証は移動平均線とローソク足による機械的なもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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