スイングトレード監視銘柄|押し目から反発、10月2日は3銘柄|損切りと株数も計算(資金100万円)

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分析
結論(2026年10月2日終値)
・地合いは中立(TOPIX連動ETF 430.2円、20日線426円・100日線418円)
・監視68銘柄のうち、押し目から反発して買いの型が揃ったのは3銘柄(日立製作所・富士通・オービック)
・資金100万円・許容損失3%(30,000円)で100株以上持てるのは3銘柄(日立製作所 100株・富士通 200株・オービック 100株)
・型は出たが不安要素で我慢するのが2銘柄
・東証プライム全銘柄から、空売りの型が揃った大型株は45銘柄(過去5年の検証では空売りの型は負け越し)

数日から数週間の値動きをねらうスイングトレードで、移動平均線とローソク足だけを使って「型が揃ったかどうか」を毎日確かめている記録です。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。

動画でも解説しています

使う物差しと買いの型

買いの型の模式図

移動平均線(5日・20日・60日・100日)とローソク足だけを使います。①100日線の上にあり、②いったん20日線の近くまで押し、③陽線で5日線を上抜けたら「買いの型が揃った」とします(20日線まで押したものが◎、浅いものが○)。すぐ上に前回の高値がある、100日線から25%以上離れているなど、不安要素が1つでもあれば「△」として我慢します。損切りは直近6営業日の安値、利確の目安は直近の高値と「1R」(損切り幅と同じだけ上)。株数は資金100万円・許容損失3%=30,000円から逆算し、資金に収まる分までに抑えています。

地合い:TOPIX連動ETF

TOPIX連動ETFの日足

まず地合いです。TOPIX連動ETFの終値は430.2円で、前の日の434.4円から4.2円下げました。20日線は426円、100日線は418円です。値段は100日線の上にあり、100日線はずっと右肩上がりです。ただ、20日線は9月の半ばから426円前後で横ばいが続き、今日はわずかに下を向きました。そのため判定は中立です。100日線の上なので新しい買いを止める地合いではありません。ただ、勢いは弱いので、株数を落とすか、見送るのも一つの形です。来週は20日線が上を向き直すかどうかが分かれ目です。

押し目から反発した3銘柄

銘柄 判定 終値 損切り 利確の目安 株数
日立製作所(6501) ◎ 5,522円 5,393円(-2.3%) 5,830〜5,651円 100株
富士通(6702) ◎ 4,069円 3,920円(-3.7%) 4,218円 200株
オービック(4684) ○ 5,064円 4,901円(-3.2%) 5,158〜5,227円 100株

★は決算発表の前後1週間(型が揃っても見送るのがルール)。

次に、押し目から反発した銘柄の表です。今日は3銘柄で、日立製作所、富士通、オービックです。損切りは直近6営業日の安値に置きます。利確の目安は、直近の高値と、損切り幅と同じだけ上の値段の二つです。株数は資金100万円、許容損失3%の3万円から逆算しています。3銘柄とも100株以上持てます。日立製作所は損切り幅から見ると232株まで持てますが、200株では資金100万円を超えるため100株です。富士通は200株、オービックは100株です。決算はどれも10月27日以降で、決算前後1週間には入っていません。

日立製作所(6501)

日立製作所の日足チャート
項目 数字
終値 5,522円(前日比+0.2%)
損切り(直近6営業日の安値) 5,393円(-2.3%・1株129円)
直近の高値 5,830円(2.4R)
1R/1.5R 5,651円/5,715.5円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 100株(損切り幅からは232株)
時価総額 約246,588億円
決算 決算2026-10-29(27日後)

日立製作所です。終値は5522円で、前の日より0.2%上げました。値段は100日線の5085円より8.6%上にあります。8月に5830円の高値をつけたあと、9月の半ばに5000円台前半まで押しました。そこから20日線の上に戻り、今日は小さな陽線で5日線の上を保っています。安値が前より切り上がっていて、2番底の形です。損切りは5393円で、1株あたり129円、2.3%の幅です。直近高値の5830円までは、損切り幅のおよそ2.4倍の余地があります。株数は100株で、損失は1万2900円に収まります。時価総額は約24兆円、決算は10月29日です。

富士通(6702)

富士通の日足チャート
項目 数字
終値 4,069円(前日比+1.7%)
損切り(直近6営業日の安値) 3,920円(-3.7%・1株149円)
直近の高値 なし(高値更新中)
1R/1.5R 4,218円/4,292.5円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 200株(損切り幅からは201株)
時価総額 約70,372億円
決算 決算2026-10-29(27日後)

富士通です。終値は4069円で、前の日より1.7%上げました。値段は100日線の3541円より14.9%上にあり、少し離れています。9月の半ばに3700円台まで押したあと、大きな陽線で戻しました。その後は4000円前後で5日線にそって横ばいが続き、今日は陽線で5日線の上に抜けました。安値が切り上がった2番底の形です。チャートの範囲には上で止まりそうな高値がなく、上の目安は損切り幅と同じだけ上の4218円です。損切りは3920円で、幅は149円、3.7%です。株数は200株で、損失は2万9800円です。時価総額は約7兆円、決算は10月29日です。

オービック(4684)

オービックの日足チャート
項目 数字
終値 5,064円(前日比+1.1%)
損切り(直近6営業日の安値) 4,901円(-3.2%・1株163円)
直近の高値 5,158円(0.6R)
1R/1.5R 5,227円/5,308.5円
株数(資金100万円・許容損失30,000円) 100株(損切り幅からは184株)
時価総額 約21,745億円
決算 決算2026-10-27(25日後)

オービックです。終値は5064円で、前の日より1.1%上げました。値段は100日線の4380円より15.6%上にあります。8月の末に5158円の高値をつけたあと、5000円前後でもみ合い、20日線まで押しました。昨日5日線の上に戻り、今日もその上を保ちました。翌日の確認が済んだ形です。損切りは4901円で、幅は163円、3.2%です。気をつけたいのは上の余地です。直近高値の5158円までは、損切り幅の半分ほどしかありません。まずはこの高値を越えられるかが分かれ目です。株数は100株で、損失は1万6300円です。時価総額は約2兆円、決算は10月27日です。

株数の決め方

ここで株数の逆算をまとめます。許容損失は資金100万円の3%で3万円です。日立製作所は1株の損失幅が129円なので、3万円を割ると232株です。ただ、200株買うと110万円を超えて資金が足りないため、100株になります。富士通は1株149円の幅で201株、100株単位で200株です。代金は81万3800円で、資金の中に収まります。オービックは1株163円の幅で184株、100株単位で100株です。3銘柄を同時に持つと資金を大きく超えます。持てるのは代金の合計が100万円までという点も忘れずにおきます。

型は出たが我慢する2銘柄

銘柄 終値 前日比 我慢する理由
エン(4849) 1,755円 +0.9% 100MAから+29%と離れすぎ・前回高値1,770の直下(抵抗)
カプコン(9697) 4,448円 +2.0% 前回高値4,488の直下(抵抗)

続いて、我慢する銘柄です。今日は2銘柄です。エンは終値1755円で、前回の高値1770円のすぐ下にいます。さらに100日線から29%も上に離れていて、上がりすぎの位置です。高値を越えても、押し目を待つ形になります。カプコンは終値4448円で、前の日より2%上げました。こちらも前回の高値4488円のすぐ下で、ここが上値の壁になりやすい位置です。100日線からも23%離れています。どちらも、高値をはっきり越えたあとに押し目を作り、5日線を陽線で上抜けるまでは見送ります。形が揃うのを待つ場面です。

空売りの型が揃った大型株45銘柄

空売りの型の模式図

空売りは証券会社から株を借りて売り、値下がりしたところで買い戻す取引です(信用取引の口座が必要)。型は買いの裏返しで、①100日線の下、②下げの途中で一時的に戻して5日線が山を作る、③その山から陰線で5日線を割る、の3つ。時価総額5,000億円以上・出来高30万株以上に限り、東証プライム全銘柄から探しています。株数は売る金額が100万円に収まる分まで。空売りできるか(貸借銘柄か)は証券会社の画面で確かめてください。

銘柄 終値 損切り(直近高値) 1R 株数
鹿島建設(1812) 4,884円 4,969円(+1.7%) 4,799円 200株
ヒューリック(3003) 1,684円 1,748円(+3.8%) 1,620円 400株
協和キリン(4151) 2,230円 2,303円(+3.3%) 2,157円 400株
野村不動産HD(3231) 853円 892.5円(+4.6%) 813.5円 700株
日揮HD(1963) 2,245.5円 2,332.5円(+3.9%) 2,158.5円 300株
三菱地所(8802) 3,498円 3,680.5円(+5.2%) 3,315.5円 100株
三井不動産(8801) 1,426円 1,498.7円(+5.1%) 1,353.3円 400株
IHI(7013) 2,707.5円 2,813.3円(+3.9%) 2,601.7円 200株

ここからは空売りの型です。100日線の下で、5日線の山から陰線で5日線を割った銘柄で、今日は45銘柄ありました。表にはその中から8銘柄を出しています。損切りは直近の戻りの高値に置きます。注意点が少ないのは鹿島建設と協和キリンで、100日線が下向きという点だけです。一方、ヒューリック、野村不動産HD、三菱地所、三井不動産は、今日の終値が直近の安値とほぼ同じで、下の余地がほとんどありません。三菱地所と三井不動産は損切り幅が5%を超えて大きめです。不動産株が多く並んだのも今日の特徴です。

鹿島建設(1812)

鹿島建設の日足チャート

鹿島建設です。終値は4884円で、前の日より1.1%下げました。100日線は5417円で、値段はその下にあり、100日線も下を向いています。8月に4700円台まで下げたあと、4800円から5000円のあいだでもみ合ってきました。5日線は小さく山を作り、今日は陰線で5日線と20日線の下に戻りました。損切りは4969円で、幅は1.7%と小さめです。損切り幅と同じだけ下は4799円、直近安値の4670円までは損切り幅の約2.5倍あります。株数は損切り幅からは352株ですが、資金の上限で200株です。決算は11月11日です。

ヒューリック(3003)

ヒューリックの日足チャート

ヒューリックです。終値は1684円で、前の日より2.1%下げました。100日線は1728円で、値段はその下です。100日線も下を向いています。8月に1800円台まで戻したあと、9月はじりじり下げて100日線を割りました。今日は陰線で5日線の1714円を割り、安値の更新で終わっています。損切りは1748円で、幅は3.8%です。損切り幅と同じだけ下は1620円です。ただ、終値がそのまま直近安値なので、1番底からの反発が入りやすい位置でもあります。週足も5週線の下です。株数は400株、決算は10月28日です。

過去5年の検証

過去5年の検証結果

2021年9月〜2026年9月、東証プライム1,556銘柄で型どおりに機械的に売買すると、買いの型は11,450回で勝率39.3%、1回平均+0.13%、プロフィットファクター1.09。損切りか1.5Rまで持つとPFは1.32。空売りの型はPF0.75で負け越しでした(手数料・金利を含まない自前の検証)。

型が揃うことと、実際に売買してよいことは別です。機械的に全部売買しても勝ち負けの差はごく小さく、チャートを目で見て素直な上昇トレンドに絞るのが前提です。過去5年という限られた期間の結果で、この先も同じになるとは限りません。

次の営業日の見方

次の営業日に見る点です。まず、日立製作所、富士通、オービックが5日線の上を保てるかです。陰線で5日線を割れば、型は崩れたと見ます。焦点の高値は、日立製作所が5830円、オービックが5158円です。富士通は今日の高値を超えて伸びるかを見ます。我慢の銘柄は、エンが1770円、カプコンが4488円をはっきり越えたあとの押し目待ちです。空売りの型は、陽線で5日線の上に戻ると崩れる合図です。地合いは20日線の426円を保てるかが分かれ目です。今月の後半は決算が増えるので、日付も確かめておきます。

まとめ

まとめです。今日の地合いは中立で、TOPIX連動ETFは100日線の上ですが、20日線は横ばいです。押し目から反発した銘柄は3つで、日立製作所、富士通、オービックです。3つとも100株以上持てます。ただ、オービックは上の高値までの余地が小さめです。我慢する銘柄は2つ、空売りの型は45銘柄でした。空売りの型は過去の検証では負け越していて、数が多くても慎重に見ます。型が揃うことと、売買してよいことは別の話です。損切りと株数を先に決めてから考える。この順番を守っていきます。今日もご覧いただき、ありがとうございました。

データ:株価は株探・Yahoo!ファイナンス(2026年10月2日終値)。判定と検証は移動平均線とローソク足による機械的なもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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