↓は‘24年8月の暴落から一か月後、9/2~9/9までの1週間の連続下落した時の日経平均のチャートで、約1週間続落していました。その時、アメリカ市場でも下げが続いていましたが、8月初め,8/9をピークとした下げとは異なり、日経平均の中に比較的強いセクター、弱いセクターの傾向が見えたので傾向を分析してみました。
日経続落中のセクターの動きについて
ディフェンシブセクター、景気敏感セクターといいますが、上記期間で下落した時にどういう動き方をしたか、の解説です。
日経平均全体が連日下げている場合のセクターの動きは?
- ・下げにくいセクター、下げてもすぐに戻しているセクターは?
逆に
- ・下げやすいか?セクターは?、戻りが悪いセクターは?
その時の市場動向(地合い)、8月の下落からの戻りも併せて動きを見てみました
地合いは(2024-9-15時点)
・円安⇒円高への流れ
- 原材料の材料輸入業種プラス
- 逆に海外輸出業種はマイナス
⇒材料輸入、国内消費銘柄は上昇(食品、小売の等の内需株、直近はエンタメ)
逆に想定為替レートの高い輸出企業は一転して下落(トヨタ、日産、キヤノン)
・8月以降、円高傾向から海外勢の日本株売りが続く
⇒日経225下落は下落基調、3週連続の売り越し!、 特に9/6は8000億円の売り!
・この数年の好業績の企業が多い
⇒積極的な設備・システム投資が継続(情報通信系)
<市場動向>
・日経は8/9の大幅下落からの回復期。
- ・アメリカ:8月末NVIDIAの決算後、半導体セクターを筆頭にハイテク銘柄が大幅に売られた。
- ・日経平均は半導体関連の寄与率が高く軟調で、2番底を模索といわれていた。
- ・為替は8月初の下落後、146円台まで戻したが、9/2の雇用統計後、FRBの利下げ期待もあり143円台に、その後も続落で140円台まで推移。
セクターの動きについて、
毎日のセクターの動向は、株探、他でも見れますが、株マップ.com → my株で東証33業種チェックから(日、週、月別の期間での東証プライムセクターの動きが見れます) https://jp.kabumap.com/
水産 :1332:ニッスイ
食料品: 2504 キリン、 2282 日ハム、 2220:亀田製菓、
陸運業: 9069 センコー、 9143:SGHD、 9076:セイノーHD、
電機・ガス: 9508:九州電力、9543:静岡ガス、
倉庫・運輸関連業業 :9302:三井倉庫HD、 9139:中央倉庫
情報通信:9613:NTTデータ、 4684:オービック、4768:大塚商会、9684:スクエニHD、
小売業:8267:イオン、3197:すかいらーく、2726:パルHD、9843:ニトリ、9989:サンドラッグ、7545:西松屋
日経平均の動き:
- 食料品:
- 倉庫・運輸:
- 陸運業:
- 小売業
キリンホールディングス、この時期ほかのビールメーカーや宝酒造、ダイドーなども強かった。
陸運業の高配当株といえば、センコー、、 びくともしていない、合わせてSGHD(佐川)やセイノー運輸などもつよい。
円高に振れると買われるニトリの動き!、まったく下落の気配もなく円高を追い風に上昇!
内需として最近ゲーム関係、おもちゃ銘柄が強い、他にもサンリオも同様
逆に下げていたセクターをまとめてみました。下げてる銘柄が悪いのではなく今の地合いでは弱いは弱い業種。 逆に高配当銘柄は底値で仕込み時です
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